56 ページ18
S side
潤が浴槽に浸かっているとき何気なく腕をマッサージした時に嬉しそうな顔してくれた事
一日パソコン仕事の潤は腕や肩はきっと凝ってるはず。
そう思ってマッサージをするとまた、嬉しそうな顔をしてくれた。
画面を見つめ続けて疲れてるであろう目元も優しく揉んでやれば口元が緩んでた事。
喜んでくれた事が何より嬉しかったのと
これは俺だから、出来た・気付けた事なんじゃないかって。
ただの編集者と担当作家という関係。
作家が持病持ちとは言えどやり過ぎなのかもしれない。プライベートに干渉し過ぎることを先輩から咎められた事もあった。
それでも、彼の力になりたかった。
彼が、ずっと創作活動が出来るように。
彼が、ずっと、生きられるように。
N side
和「そう…ここ持ってあげると負担も少ないよ」
翔「なるほど…」
和「潤くんは左にバランス崩すことが多いから気をつけて」
潤「ここ…支えてくれたら、あんまり倒れない」
翔「ここ？…ここか？」
潤「ん…ここ」
翔「ここね。了解」
後日潤くんに話をして講習を受けてくることを伝えるとなんと練習役を買って出てくれた
翔くんが休みの日に服を着たまま入浴のシュミレーション
見様見真似だった所と、今まで俺がやってた所を細かく教えていく
メモを細かくとっていく翔くん。
その瞳はとっても真剣
なんだかとっても嬉しくて翔くんをずっと見つめてたら腕の中の潤くんが少し身じろいだ
潤「ごめ…ちょっと、しんどくなってきた…」
和「あ、そうだよね！…ごめん…気が回らなくて」
翔「潤、ごめん…！」
潤「んーん。ちょっと休めば大丈夫」
そうだ。クッションもなしで座位をキープしてくれていた潤くん。しんどくないはずなかったのに。
和「ほんとごめん…入浴介助はスピードが大事って言っときながら」
潤「謝んないでよ。今日は練習だから、時間かかる事は分かってたし」
和「車椅子じゃなくてベッドにしよう。体ちょっとほぐそうね」
潤「ありがと……翔くんも、こっち入ってきていいんだよ？」
翔「…本当にごめん。介助者失格です…」
潤「いちいち大袈裟。入ってきて。」
翔「はい。かしこまりました」
和「翔ちゃんは潤くんに頭上がんないね」
翔「ん……まぁ前提として大事な大事な担当作家様だからね…」
潤「こんなことする編集者いないよ」
翔「こんな事をしてるときは編集者じゃないもんで。」
潤「あ、かっこいいー」
和「ひゅーひゅー」
翔「茶化すんじゃない」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はなぶさ(プロフ) - イチゴさん» リクエスト、コメントありがとうございました。 (2020年5月10日 22時) (
レス) id: a6ad445f79 (このIDを非表示/違反報告)
はなぶさ(プロフ) - イチゴさん» リクエスト、コメントありがとうございました。 (2020年5月10日 22時) (レス) id: a6ad445f79 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 潤くんがてんかんの発作が出てしまうというのをお願いします (2020年5月10日 10時) (レス) id: d33567919a (このIDを非表示/違反報告)
einstein128(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます。リクエスト大丈夫ですよ！ (2020年5月9日 16時) (レス) id: 68a3a832be (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - はなぶささんの作品いつも見てます！リクエストっていいですか？ (2020年5月9日 14時) (レス) id: d33567919a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はなぶさ | 作成日時：2020年4月10日 5時
