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2-2 ページ5
手を上に伸ばしてくる潤に応えるように抱き上げる
「一緒に住み始めた時、薬飲んでること、隠そうと思ってたの。」
「…うん」
「俺だけの問題だし、翔くんに迷惑かけたくなかった。」
「…」
「…すぐに治るとも思ってた」
「うん」
「でも。いつまで経っても良くならないし、薬は増えるし」
「…助けてほしいって思っちゃった」
「思っていいんだよ。助けられるかは別として、だけど。」
「一緒に頑張ろうって、一緒に治そうって言ってくれたとき嬉しかった」
いつになく真剣な話が終わり、顔を見合わせ微笑みあう
俺は潤の額に一つキスを落とす
驚いたようにこちらを見る潤
「薬が飲めるおまじない…」
「…うれし、」
「ほら。がんばろ、な？」
「もっかい。」
「ダメです。これ飲めたらな？」
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ハチ - はなぶさ様のお話大好きです。次の更新を楽しみに毎日作品を読み返しております！ (2020年9月9日 11時) (
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作者名：はなぶさ | 作成日時：2020年1月24日 0時
