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...あれ、ここ何処だ。
目を開けると見慣れない天井。狭いベッドだと思ったらソファーの様だ。ああ、そうだ。グルちゃんにソファーにつき倒されてそのまま寝ちゃったんだ。今何時？皆は？お片付けしなきゃ。周りの様子を伺おうと視線のみをぐるり動かすと、床に座ったまま私の寝ているソファーに背を預ける金髪の男性の後ろ姿。髪の長さから察するにグルちゃんだ。...部屋に戻っててくれて良かったのに。
側にいてくれたのかな。手を伸ばし、細い髪の毛を撫でる。つやつやだなあ。
｢他の奴の髪を触った手で触るな｣
『起きてたの？』
｢酒を飲むなと言ったやろ｣
『昔の話でしょう。さっきだって酔ってないよ』
｢酔った奴は皆そう言うんだ｣
顔は合わせないままいまいち噛み合わない会話だけが続く。なんだか声色が機嫌悪いようだ。
『グルちゃん、何を怒っているの？』
｢怒ってへん｣
『よしよし』
｢他の奴を触った手で触るなと言ったやろ｣
『元気出して』
｢...お前は何も分かっとらん｣
『分かることしか分からないよ』
意地を張っている様子のグルちゃん。幼い頃から甘える機会が少なかったのだろうか…と、あくまでこれは予想でしかないのだが、昔から意地を張っている様な時はよくこうやって頭を撫でてあげていたな。"元気出して"と撫でてやると、グルちゃんは絞り出すように上記を呟く。
｢...あいつらとはどうや｣
『すごく素敵な人たちだね。グルちゃんとトンちの友だちって言うからすごく楽しみにしてたんだ。予想通りとても良い人ばかりだった。これから会う人も楽しみ』
｢...そうか｣
『良い人たちに出会えて良かったね』
｢...もう寝ろ。上まで運んでやるから｣
『抱っこ？嬉しいな』
｢早よ寝ろ｣
振り返ったグルちゃんに掌で目元を覆われると、グルちゃんの手の温かさで急に睡魔に襲われ、すう、と意識が離れていった。
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さーしすせそ - おもろいなぁ (2022年5月30日 15時) (
レス) @page4 id: f3138c21d0 (このIDを非表示/違反報告)
翔 - めっちゃ可愛いです好きです(突然の告白) (2018年9月11日 17時) (レス) id: af6c533cf2 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» お誕生日のお祝い、忘れずにすることにします。ご丁寧に再度返信くださりありがとうございました。 (2018年4月28日 0時) (レス) id: 9e37c7c84d (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - いえいえ、大丈夫ですよ。了解です。よかったらこれからは2人の誕生日祝ってあげて下さいね（笑） (2018年4月26日 18時) (レス) id: e71b2e74c5 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸(プロフ) - 月猫さん» こんばんは。誕生日に関しては無知でしたのでとても助かりました。ありがとうございます。しかし、自分の勝手な印象や今後の話の展開を考慮してこのままの設定で続けたいと思います。態々コメントくださったのに申し訳ありません。 (2018年4月25日 23時) (レス) id: 4e2e853806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きくり | 作成日時：2018年4月15日 6時
