ただ14人の兄弟がいるだけの話

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A視点

em｢では私もそろそろ行きますね〜｣

『お、えっちゃん行ってらっしゃい〜』

ci｢エミさん弁当持ったか〜｣

ut｢この前みたいにこけんなよォ〜｣

『え？待っ、えっちゃんコケたん？え、大丈夫なん？ね cn｢Aちゃん落ち着き。｣

em｢あはは...大丈夫ですよ！行ってきます！｣


苦笑いをしてえっちゃんは家を出ていった。
え、待って、えっちゃんコケたの、、？


『大ちゃん！！！！！』

ut｢なぁAちゃんそろそろいきなり大声出すの辞めへん？｣

『えっちゃんコケたん？怪我したの？また泣いてた？？』

ci｢Aちゃんエミさんもう子供じゃあらへんよ。｣

『でもでも、、』

ut｢Aちゃん今日何の日か覚えてるか？｣

『なんの日...?え、今月は誰も誕生日ちゃうよ？』


いきなり何の日か言われてもな
だってとんちゃんは来月やしコネちゃんは先月で...
シャオちゃんは...


ci｢今日兄さんたちの帰ってくる言うてたやん...｣

『...あぁぁぁぁぁぁぁぁあ』

ut｢近所迷惑やで。｣


そういえばそうやった今日は兄さんとグルちゃんとしんぺー兄が帰ってくるんやった！
みんな兄さん大好きやから内緒にしてサプライズしよって話してたんやったな


『姉ちゃん可愛い弟たちに隠し事するの辛かったわァ...』

ci｢な割には今日のこと忘れててんな。｣

『やーねチノくん誰だって忘れることくらいあるやろ♡』

ut｢まぁそういうことやから今日は仕事多いで。｣

『了解した。』

ci｢せやなぁとりあえず俺兄さん達の部屋掃除するわ。｣

ut｢じゃあ僕とAちゃんは買い出ししよか、せっかくやしケーキとか買いたいよなぁ｣

『せやね！とくにグルちゃんとマンちゃんがよろこぶよな！』

ut｢午後から動こうと思うから、昼までは各自ゆっくりしててな。｣

A ci｢了解〜｣

『あ、大ちゃん食器洗うの手伝うわ。』

ut｢おんあんがとな｣

『そういえばやっぱ大ちゃんとトンちゃんは兄弟やんなぁ〜』

ut｢全員兄弟やけどなそれまたなんで？｣

『2人ともしっかりもんやし面倒見良いし』

ut｢まぁなぁ...あん時はほんまトントンには苦労かけたわ...｣

『せやね...でも今はちゃんと恩返しできてるやろ？大丈夫やで。』

ut｢せやな...｣

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