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kn「帰ったぞ〜」

とコネシマの声が家中に響く

ut「うるさいわwおかえり〜」

呆れながらも玄関の方に向かって返事をする。
彼はこの後そのまま洗面所に行くだろう。

なんとなく気配がし、キッチンの扉のほうを見ると
緑色の目が鬱を見ていた。

zm「だいせんせ」

ut「びっくりしたわァwゾムもおかえり。」

zm「ンフフ、ただいま大先生パン買ってきたで。」

ut「おーあんがとな、すぐ作るから、学校の用意て、みんな起こしといで。」

zm「おん!」


元気に返事をし、
パタパタと小走りでゾムが部屋にも戻っていった


ut「さて、さっさと作るか。」


幸いにもサンドイッチはすぐに作れる。
ゾムが学生組を起こしてくる前に
弁当分作ってしまおう。

tn「大先生〜手伝うで。」

ut「あんがとなトン氏」


トントンが手伝ってくれたおかげで直ぐに終わった。
我ながら良い弟を持ったものだと頷く鬱。
ひと仕事終わり、ソファまでに腰かけるとエーミールがコーヒーの入ったカップを渡してくれた。


ut「エミさんありがとなぁ」

em「いいえ、いつもありがとうございます」


6時半頃
静かだった家がいきなり騒がしくなる。


pi「おはよう...ございます」


今日の一番乗りは14男のショッピ


ut「ピー君おはよ〜さんご飯できてるから食べな...」

pi「ふぁい...」


まだ覚醒していないのか
おぼつかない足取りで自分の席に座る
彼は体が弱く食も細い。体つきも小6にしては
少し小さめだ。
今日はいつもよりは体調が良さそうなので安心した。

sho「おはよ〜」

rb「はよぉ...」

次におりてきたのは12男のシャオロンと
13男のロボロ。


os「大先生〜甘い物あるぅ〜?」

ht「おはよ〜」

ut「マンちゃんそこは先おはようやろ」


次に高校生組
9男のひとらんらんと
10男のオスマンが降りて来た。


kn「俺そろそろ行くわぁ〜」


いつの間にか食事を終わらしたコネシマが
玄関から叫んでる。

tn「あ、俺もそろそろ行かな。」

ut「2人ともお弁当忘れんといてな〜」


コネシマとトントンは家から遠めの大学似通っているため、早めにでなければいけない。

2人を見送り、さぁ自分もご飯を食べようと
リビング戻る鬱、
しかし名前をその足を止める


zm「だいせんせ!姉貴とチーノが起きへん!

ut「まぁいつも通りですねぇ...」

まだひと仕事あるようで。
起こしたら休憩しよう。
そう決めて鬱は
5男チーノと
この家で唯一の女性
長女Aを起こしに行ったのであった。

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作者名:イッヌ吸いたい | 作成日時:2020年5月6日 16時

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