purumeria (ページ8)

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「スングァナ、お疲れ」

SG 「お疲れなのは、Aだよお疲れ様。」

「うん、ありがとう」

何だか

ぎこちない

SG 「どうしたの？元気ないじゃん」

無いけど …… さ、

「全然元気だよ、！」

SG 「嘘じゃん、僕には分かるよ」

「ほら、仕事して来たし疲れちゃってさ」

SG 「寒くなってきたし、風邪引かないで」

心配してくれる優しさが、この肌寒い空気を暖める

SG 「えっと今、Aの家の傍まで来てるんだけど」

え、

「私の家？」

SG 「そう、早く帰ってきてよ何してんの」

何が起こってるのか分からなかったけど

体は正直で勝手に、早歩きになってて

「え、あの … さ、もっかい聞くけど」

SG 「今日、泊まるから」

泊まるというのは、？

家無いの？ヨンジは？ふっつーに悪い男じゃんか

「何言ってんのさっきから」

SG 「ヨンジが友達と飲み会だから、僕一人じゃん」

「はあ、それで寂しいから私と居たいってか」

SG 「そうだけど？」

「可愛いね〜」

SG 「 그만 、今どこなの？僕の方が風邪引きそう」

「そんな薄着だったら、自業自得だね」

明らかデート帰りであろう

お気に入りのネイビーの帽子に、薄手の長袖で寒そうに腕を組んで待ってるスングァンに声をかける

精一杯のオシャレをした、格好良い姿を目に電話を切る

「お待たせしましたー」

SG 「おかえり」

何だこれカップルかよ

当たり前のようにスングァンは私を迎えると
スタスタと歩いてエレベーターのボタンを押す

「階覚えてんだ、偉いじゃん」

SG 「何年の付き合いだと思ってるの」

「寒いね、お腹は？空いた？」

SG 「んー、」

「 Netflix 見ながら、一杯？」

SG 「大正解」

「私もそうしようと思ってたところ」

そう、あくまで友達

幼馴染

大丈夫、ただ幼馴染を家に上げるだけだし