purumeria (ページ6)

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寝坊した

朝に鳴り響くはずのアラームが止まってた

「やっば、遅刻じゃん」

こんな時も、スングァンに恋人ができる前は

電話掛けてきて、起きた？何してんのまったく …

って

お節介が恋しい

MG 「お、間に合ったんだ」

「はあ … 、全力疾走できるのも、そろそろキツイかも」

MG 「まあ、歳だからな」

「アンタと変わんないから」

なんて小馬鹿にしてくるミンギュの肩を思い切り叩く

スングァン休みだし、少し考えるのを辞めよう

「今日のランチは、何にする？」

MG 「ラーメン」

「うわー、本当こっちが豚になるから無し」

MG 「ジャージャー麺食いたい」

「聞いてた？」

仕事の途中だと言うのに、いつもランチの話ばかり

美味しいもの食べてれば、思い出さなくて済むはず

MG 「 Aー、いつもの飯屋休みだってさ」

「えー、じゃあカフェでも行っちゃう？」

MG「しゃあない、そうしようか」

ただ単純に、コーヒーが飲みたくてだけど

男の胃袋を満足させる物がカフェにあるとは思えないのに

ましてや、このガタイの良いデカい男に

ジャージャー麺を越えられるものはあるのか

MG「ん？俺の顔、何か付いてる？」

「何もなーい」

あほ面のミンギュに思わず吹き出してしまった

「美味しい珈琲知ってるんだ〜」

MG 「それより、ジャージャー麺みたいのある？」

「やー、ミンギュカフェって知ってる？」

MG 「腹貯まれば良いか」

ほらね、言ったでしょ