最終話 ページ34
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エ『ってことでね!Aが彼女になりました〜!お前ら手ぇ出したらぶっ殺 す』
『『えぇえええええ?!』』
「えっと…そうゆうことです…(笑)」
手を繋いでやって来た私達。
そんな私達を見て驚きを隠せない3人に向かってエイジなりの報告をした。
そ『ま、なんとなくそうなると思ってたけどねぇ〜』
ツ『俺、今日から距離縮めてこうとしてたのに?!』
リ『なんでぇ?!そんなにすぐ彼女ってできるもんなの?!』
いつも冷静なりっくんまでもが驚きを隠せていない。そんな中でもそらは私達がこうなる事を予想してたなんて…
そ『だってえいちゃん好き好きオーラ出まくってたし?』
「え、そんなのちっともわかんなかった!」
エ『それは辛い。こんなにも愛が溢れてたのに。笑』
そ『あきらか俺がAに近付くの嫌ってたじゃん(笑)』
エ『それはお前がAに何しでかすかわかんねぇからだよ。』
そ『そのくせ俺にAから連絡がないだのバイト先にも居なかっただの…』
エ『っ、おい!そら!』
「(笑)」
さっきまで余裕の表情だったエイジが、耳まで赤くなっている。初めて見るそんなエイジにまた胸がときめいた。
そ『俺、大変だったんだからね?』
そう言うとそらは私に一歩近づき、私の髪をサラッと撫でた。私にしか聞こえないくらいの声で
────幸せにしてもらいな。
と、なんとも言えない表情で笑ってみせた。
エ『はい、そら殴りまーす。』
そ『んなんでだよ!笑 これくらいいいだろ!』
エ『無理でーす。100発殴りまーす。』
ツ『いいぞ!やれやれ!』
エ『んふふふ。みっくんりっくん、そら押さえてぇ!』
リ『顔はダメ!体が基本だからね?笑』
そ『りっくんが一番怖いよ!!笑』
また私の目の前で繰り広げられる四人のじゃれあいは、絆の深さを感じられる。
エイジの特別に仲間入り出来たような気分になって、私は涙が出そうになるくらい嬉しい。
こうやっていつでもいつまでも四人が笑っているところを近くで見ていたいと思った。
エ『あーもう疲れた!A俺の部屋行こ』
「ぇ、今からみんなで飲むんじゃ…?」
そ『そうだぞ!独り占め反対ーっ』
リ『絶対やらしいことする!きゃー!』
ツ『元はと言えば誘ったの俺だからね?!』
エ『うるさい。こいつ俺のだから。』
私はこの赤髪の彼から一生逃げることはできないだろう。
──────end
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あや(プロフ) - うるさん» くっそ嬉しいですwwwこれからも頑張りますので、よろしくお願いします∠( `°∀°)/ (2019年5月5日 16時) (レス) id: a26bdf90b0 (このIDを非表示/違反報告)
うる(プロフ) - くっそ好きでずッッッ(吐血) (2019年5月4日 19時) (レス) id: 450434c0ba (このIDを非表示/違反報告)
めんま - りえぴすさん» 最初、アバンティーズ見てなくて、誰かわからなかったんですけど、ある時たまたま動画見たらエイちゃんいて「この人よく来るやん!まじか!」って興奮してました。 (2019年3月17日 20時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
りえぴす(プロフ) - めんま さん» それは羨ましいです〜(*^^*)!私が同じ立場ならもう嬉しくて発狂ものです(笑) (2019年3月14日 19時) (レス) id: a26bdf90b0 (このIDを非表示/違反報告)
めんま - ゆきさん» 少し自慢になっちゃいますが、前バイトしてたとこにエイちゃん来ました。ガチです。 (2019年3月13日 22時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2019年3月8日 20時