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エ『んふふ』
「初めて会った時から綺麗だなーって思ってたんだ」
エ『似合ってる?』
「うん、すっごく。エイジくんだから似合う。」
俺の頭を触るAちゃんの腕を掴み、まっすぐ彼女の目を見る。
そんな俺を見て、ニコッと微笑みかけてくる君は天然なのかなんなのか…反則だ。
エ『ねー、もう襲っちゃうよ?笑』
「…?」
エ『俺以外にしちゃダメだからね。』
「??エイジくんにしかしないよぉ?」
なんだかAちゃんに顔を見られたくなくて、俺の顔が見えなくなるようにぐっと抱き寄せた。
−−−−−−−−−
−−−−−−−
−−−−−
−A side
「…ん、」
気のせいか体が重く感じて目がさめる。
昨日のお酒がまだ少し残っているのか、なかなか開かない目をなんとかあけてみると…
「?!?!」
目の前にはこちらを向いて寝息を立てているエイジくん。…の、腕に包まれて眠っていたらしい私。
あまりにも近くて、しっかり抱きしめられてて動揺する私は必死に昨日の記憶を取り戻そうとした。
でも、どうしてもエイジくんからお酒を奪われたあたりから記憶が曖昧で、思い出せない。
がっちりホールドされた腕から抜け出そうにも抜け出せないから、とりあえず落ち着こうと今いる部屋を見渡す。
画面がたくさんあるパソコンが置いてあったり、意外にもたくさん本が置いてあったりオシャレさんだけあって沢山の服がしまわれてたり…
ここはエイジくんの部屋で間違いないだろう。
その部屋のシングルベッドに私とエイジくん。
2人で寝るとなると決して広くないその空間に、ドキドキが止まらない。
エ『…んはよぉ、』
「お、おはようごさまいます!!」
エ『んふ(笑)なにぃー?』
変な汗が止まらない私とは正反対に、目覚めたエイジくんはのんびりとしていて、私の背中に回された腕がまだ少し強くなる。
エ『いいね、起きたら好きな子がいるって。』
「ちょ、エイジくん!頭ついていかない!」
エ『今はまだこうしてて。』
聞きたいことは沢山ある。
なぜ私は今ここにいるのか、なぜ今エイジくんに抱きしめられているのか昨日の夜は何があったのか…
それより好きな子って…
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あや(プロフ) - うるさん» くっそ嬉しいですwwwこれからも頑張りますので、よろしくお願いします∠( `°∀°)/ (2019年5月5日 16時) (レス) id: a26bdf90b0 (このIDを非表示/違反報告)
うる(プロフ) - くっそ好きでずッッッ(吐血) (2019年5月4日 19時) (レス) id: 450434c0ba (このIDを非表示/違反報告)
めんま - りえぴすさん» 最初、アバンティーズ見てなくて、誰かわからなかったんですけど、ある時たまたま動画見たらエイちゃんいて「この人よく来るやん!まじか!」って興奮してました。 (2019年3月17日 20時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
りえぴす(プロフ) - めんま さん» それは羨ましいです〜(*^^*)!私が同じ立場ならもう嬉しくて発狂ものです(笑) (2019年3月14日 19時) (レス) id: a26bdf90b0 (このIDを非表示/違反報告)
めんま - ゆきさん» 少し自慢になっちゃいますが、前バイトしてたとこにエイちゃん来ました。ガチです。 (2019年3月13日 22時) (レス) id: 49fccea4bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2019年3月8日 20時