#0812

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エイジ次いつ空いてる?
エイジ3秒以内に答えて。





お風呂から出て髪を乾かしていると、携帯が震えた。何気なく画面を覗き込むと相手はえいちゃんからで、Lineの内容を見て慌てて画面を開く。





エイジさん
エイジにー
エイジいーーーーーーーーーーー
Aまってよ!笑
エイジち
エイジ3秒越えた。もう待てない。





テンポよく飛び出してくる文字に自然と笑顔になる。知り合った当初は少し怖いイメージがあったけど、実際は真逆でとても優しくて面白い人だった。
…少し意地悪なところもあるけど。





A髪乾かしてたんだってば!
エイジはやく乾かして。風邪引いたら許さない。





ほら、優しい。





えいちゃんのお言葉に甘えて、スタンプを１つ送り、中断していた髪をまた乾かし始める。





エイジまだー?
エイジ終わったー?





再開して１分も経たない間にも携帯の通知音が鳴り止まない。笑
きっとこれもまた彼の意地悪だ。
顔は見えないけど、今もニヤニヤしながらLINEを打ってるに違いない。





Aお待たせ致しました!





…。





あれだけ鳴り止まなかったLINEが一向に返ってこなくなった。あれ、寝ちゃった？なんてえいちゃんとのトーク画面を覗いていると、しばらくして既読の文字。






(写真)
エイジこいつらがAちゃんに会いたいらしいんだよ





返信とともに貼り付けられていたのは、リアルタイムであろう写真。





左下にえいちゃんの目元が写っていて、その後ろにはぶれっぶれの男の子達３人。
どういうタイミングで撮られた写真なんだろう(笑)





Aこいつらがわかんないよ。笑
エイジそんなのどうでもいいの
エイジブレてなくても同じような顔だから
エイジ安心して。変な奴はいないよ
Aえいちゃんが居るなら誰がいても安心できるよ。笑





そんな話をしながら、次の休みに彼らがシェアハウスしているとゆうアバハウスにお邪魔することになった。









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