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【１２】 ページ12

だから、俺はそばにあったブランケットを引っ張って目を閉じた


「あっ、ちょっ、もっかい！」


もう一回、と言う廉を無視して、俺はブランケットで顔を覆った


「なぁー、しょーおー」


ブランケットの上からポカポカ叩かれるけど、無視


別に痛くないし、可愛く思えちゃうからいい


「もう、紫耀のあほ」


どれだけアホって言われても、無視


俺にかまわれたい廉はなかなか静かにならない


でも、今の俺の顔、どうしようもなく赤いんだけどな
　

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作者名：Mr.White | 作成日時：2019年10月2日 17時

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