初恋の行方9＊Junho story＊under ページ30
躊躇うことなくジュノの唇が、私の胸にゆっくりと降りてきて。
本当に淡い淡いキスがチュッと可愛く音をたてて私の左胸に一つ落とされた。
そしてジュノの瞳が私を切なくなる程に熱く見つめてきて。
乱れた呼吸のまま、私もジュノを深く見つめ返せば。
私はその瞳の奥に息づいた彼の言葉がハッキリと詠み取れた。
“これでお前はもう、俺の女だよ”
胸の中にじわじわと熱さが急速に拡がって、自然と込み上げる気持ちをどうしても押さえきれなかった。
ジュノの指が私の目尻を優しく拭い、それでも溢れる涙はジュノの唇によって掬い取られていく。
『なぁ、A。俺にも付けろよ。俺がお前の男だって印』
私に赦されたその行為は。
淡いキス一つに込められるほど軽くは無かった。
それでもジュノの厚い胸板へ顔を寄せていき、うっすらと汗ばんた左胸に優しい印をそっと落とした。
そして私の体がゆっくりと再びベッドへと吸い込まれるようにして傾き出し、背中が冷たいシーツに触れた瞬間。
さっきまでの甘い時間が嘘のように私の身体は、ジュノによって強くシーツに縫い付けられ。
再び重ねられた唇が貪欲に互いを貪り合うように動きだし。
止められていた胸への愛撫は、ジュノの指によって再開された。
尖りきった先端部分を指でぎゅっと摘まれたかと思えば、柔らかく胸全体を揉まれ。
それでも疼く身体を嘲笑うかのように、必要なまでに繰り返されていく先端部分へ愛撫に、ひっきりなしに漏れる吐息を、ジュノが残らず奪い取っていく。
そして気がついた時には、熱いジュノの口内に含まれ転がされ、そして甘噛みされながら何度も膨れ上がる先端が。
じくじくと疼きながらも更なる刺激を期待しては隆起を繰り返す。
だらしなく漏れ出す声も、生理的に流れる涙を拭う間もなく押し寄せてくる波が。
快楽を伴いながらも簡単には身を委ねることを赦してはくれず。
寄せては返す色欲の海の中で、なすがままに蹂躙されていく私の心と身体。
そして全てをジュノに支配された頃、私はもう声もろくに出せなかった。
必死に息をしながらジュノによって与えられる快感に従いながら、次の愛撫を待ちわびるだけで。
自分が今どんな恥態を晒しているかを気にする余裕など何処にもなく、与えられる熱を吐き出すための先を求めては、ただ疼く身体で哭いていた。
そして虚ろな私を覚醒させるようにジュノの綺麗な指が、見せつけるようにして私の下着ごと一気に短パンを引き抜いていった。
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エイジ(プロフ) - 月花さん» お返事遅くなりましてすみません。オーラスから未だ感情が上手く整理出来ずにいます。ひたすらテギョン一色で書き綴った一話でしたが、しがないオクッパの心の内をさらけ出してしまいました。私が次にテギョンに会えるのはドーム。この目にしかと彼を焼き付けてきます。 (2016年7月17日 1時) (
レス) id: d1cda00c22 (このIDを非表示/違反報告)
月花(プロフ) - 久しぶりにエイジさんのお話が読めて嬉しいのと、このお話はテクペンのエイジさんだからこそのお話だなぁと思いました。その距離も関係性も分かってはいるけど、時折辛くなりますよね。店員さんが何を言ったのかが、気になります。切ないけど素敵なお話有難うございます (2016年6月2日 16時) (レス) id: 2db226cba0 (このIDを非表示/違反報告)
エイジ(プロフ) - じゅんたさん» コメントありがとうございます(*^^*)余りにおひさしぶりの更新ですみません。まだまだ、書きたい気持ちはたくさんですので、のんびりとお付き合いいただけると嬉しいです!! (2015年12月2日 18時) (レス) id: 9c27d96a79 (このIDを非表示/違反報告)
じゅんた(プロフ) - 久しぶりのエイジWorld堪能しました。ありがとうございます(人´∀｀) (2015年12月2日 6時) (レス) id: 017662d541 (このIDを非表示/違反報告)
エイジ(プロフ) - りえぞうさん» コメントありがとうございます。嬉しいです、オクッパ同士ですね♪これからも、テギョン溺愛で行きますので、また遊びに来てくださいね!!私も、初めまして♪こんばんは♪(*^^*) (2015年8月16日 23時) (レス) id: 9c27d96a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エイジ | 作成日時：2015年6月7日 22時
