無個性って馬鹿にされたから五条悟召喚したンゴwww【MHA】【呪術廻戦】 (ページ42)

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次の日、私は散歩でもしようと外へ出た。

昨日はほんと…頑張り過ぎた。頑張らなきゃ良かった。
翌日にも影響あるとか聞いてない。

少し行った人気の少ない道で、自販機にもたれかかるお兄さんが見えて私は駆け寄っていく。

何か久しぶりに見たな、このお兄さん。
いつも居ないんだもん。週5のペースで来てるのに。

『 …お兄さん。久しぶりだねぇ、何年振りだろー？』

｢うるせぇ…。2週間ぶりだ｣

『覚えてはいるんだ。よし、お兄さん喋ろうぜ！』

｢俺は喋んねぇぞ｣

『勿論、聞いてくれるだけでいいですよ』

コーヒーを片手にゆっくりと目を閉じて静かに私の話を聞こうとしてくれるお兄さんにときめいた。

やっぱりあれだな、年上のお兄さんは余裕があっていいね。魅力的。好き。タイプ。

『私、誘われちゃったんですよねぇ……敵連合』

｢ ……は？誰に｣

『敵連合のボス？みたいな人です。…何かついて行くのも悪くないかなーとか思いました。雄英生なのに』

｢っは。なんで雄英入ったんだよ｣

『だって雄英卒って就活とか有利じゃないですか。
しかもヒーロー科ですよ？こんな希少な人材、採用待ったナシでしょ！！』

｢軽薄な理由だな｣

『いや結構デカくないですか』

お兄さんやっぱりニートなのかな？

就活で大事なのは学歴と愛嬌なんだから。…私は就活した事ないけど。

『そういえば、うちのクラスにお兄さんにちょびーっとだけ似てる子居るんだよねぇ』

｢ …へぇ｣

『別に見た目が似てる訳でも声が似てる訳でもないんですけどね、雰囲気っていうか…オーラ？的なやつが似てるんだよなぁ…まぁ私の感性ですけどね』

｢へぇ。あー……お前、今日髪… ｣

『なになに、なんか付いてます？』

｢前のより今のやつの方が可愛い、似合ってる｣

『っ〜〜！！おにぃーさぁーーん！！好き！人生で髪型の変化褒めてくれたのお兄さんだけ！！』

こんなんよく自分で出来るな…なんて言いながら私の髪の先をいじいじするお兄さんの手。

うーーん、イケメンかも。惚れてまうやろ。

………恥ずかしい、ほんとに。

『 ……怒るよ』

｢っはは、もう怒ってるだろ｣

『あーあ、お兄さんの好感度さっきまで爆上がりしてたのにーー』

｢俺は今上がってるけど？｣

『 ……あっそ！』

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