無個性って馬鹿にされたから五条悟召喚したンゴwww【MHA】【呪術廻戦】 (ページ5)

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｢大きくなったね｣

『ね、ごめんね会いに来なくて。一回悟が誘ってくれたんだけど、この世界物騒だから怖くてさ。』

｢ははは。Aらしいね。……悟とは、相変わらずなのかい？｣

『うーん…。ちょびっとだけ私も大人になれるようになってきたよ。その前に“あの”悟が大人っぽくなっちゃったけどね。』

｢ ……ねぇ、A。まだ中学生の君に聞くのは少し重いかもしれないが… ｣

『 …うん、なぁに？傑』

｢ ………君の居る世界に居れば、私は心の底から…笑えていたかな？｣

傑からの問いかけに、少し間を置いて私は微笑んだ。

『 ──── 』

｢、……。っくく、そうか。｣

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

｢おめでとう、解呪達成だね。｣

｢｢｢誰？｣｣｣

｢グッドルッキングガイ五条悟先生ダヨ〜｣

うわ、悟って意外とあんな感じのスタンスで先生してるんだ。なんか…うん、どうとかないけど新鮮だな。

……心做しかちょっとウザがられてるのも、なんか悟っぽいな。

と、ここは私の出る幕でもないだろうとサッと近くの階段に腰を降ろした。

｢隣、失礼してもいいか？｣

『 …貴方は、』

｢ここ(呪術高専)の学長の夜蛾という者だ。初めまして。｣

『はい、、』

そう言って強面の男性は私の隣に腰掛けた。え、怖い。

｢君が、悟の言っていた“ご主人様(親友)”なのか？｣

『、悟はそんな事を…？私と悟との間で認識がすれ違っていなければ多分、私の事かと。』

｢そうか。…ならば、礼を言わせてはくれないか｣

『え？礼？そんな、何もしてないです』

｢ ……10年前、正直悟はもう少し…拗ねるかと思っていたんだ。｣

10年前、多分傑が離れた時の事を言っているのだろう。
私も、正直同じ事を思っていたから多分そう。

この人は、悟に悩まされて、支えてきた人の一人なのかもしれない。だって、ほら。悟の為にこんな顔をしてくれる。

｢君は、君が思っているよりも悟の支えになっていたんだと思う。俺や、硝子、……傑とは違う…何か別の絆があったんだろう。ありがとう、悟と居てくれて。｣

こんな真剣な顔を見て、｢何もしてない｣なんて言う気にもならなかった。

悟の為になってたんなら、いいや！

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