無個性って馬鹿にされたから五条悟召喚したンゴwww【MHA】【呪術廻戦】 (ページ32)

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まずは集中。そして次にイメージ。最後、実際に打つ。

……。よし、行ける。行けるよ、私！！

震える足を力いっぱい殴って、奮い立たせる。

失敗を思い出すな！！これは！！！実践！！！！！

命賭しの実践、失敗したら死んでもおかしくない。

『ふぅー………。

っ、……術式反転・“赫”────！！！』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

｢ ……23秒… ｣

桔梗の向かい側では、体の至る所に手を付け、無気力そうな男がイレイザーに襲いかかろうとしていた。

シュッと男をめがけて伸びた捕縛布は、願いも虚しく、男の手に掴まれてしまう。

｢ 24秒…………20秒… ｣

｢っ、｣

男の腹に一発入れようと突き出した肘がボロボロと崩れていく。

｢動き回るのでわかり辛いけど、髪が下がる瞬間がある。1アクション終える毎だ。そして、その間隔は段々短くなってる……！｣

そんな二人の耳に、一人の少女の雄叫びが入り込む。

『あﾞぁぁああﾞあﾞ！！！！！』

｢ …っ、はぁ……！！｣

｢あ…？……何、あのガキ。ガキの使える力じゃないだろ…何だよ、ガキがあの量の敵一気にやれるわけねぇじゃん…？…………っはは！！アイツ誘ったら敵連合(こっち)側についてくれるかなァ…？｣

｢ ……ま、いいや。

無理をするなよ、イレイザー。｣

大きい図体をした“化け物”に、イレイザーの腕はへし折られた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『っ……、はぁ！！何だよ、お前ら数だけで力は大した事ねぇなぁ！！？』

｢っ、桔梗さん！！そのまま僕たちの所へ！！！！｣

緑谷くんが、私に向かって手を差しだす。

気付かないとでも思っているのか？

君と梅雨ちゃんと峰田君の表情が酷く怯えている事にも、君がチラチラと私の後ろに目線を向けている事にも、相澤先生が痛々しい声を上げているのにも、大きな影に覆われている事にも。

『無理。今私が生徒の中で1番強いから。みんなの前に立つ必要がある！！体力だってまだ温存してる！！！』

｢桔梗さん！！でも！！！！｣

『じゃあ！相澤先生が痛がってるの見過ごせって言うの！！？！？』

ダメだ、私ヒーロー科に染まってる。

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