無個性って馬鹿にされたから五条悟召喚したンゴwww【MHA】【呪術廻戦】 (ページ29)

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｢ ────かたまりになって動くな！！！！｣

少し離れたところに黒い何かがモヤッと見える。

なに、アレ……。

黒いモヤの中から、顔面を手で覆った無気力そうな男が出てきて、嫌な予感がした。

｢え？｣

『 ……あれは、』

｢ 13号！！生徒を守れ！！！！｣

｢何だありゃ！！？入試の時と同じパターンか？｣

『いやどう見ても違うでしょ、』

｢あれは｣

────敵(ヴィラン)だ！！

これは見間違いでも、勘違いでもない。

紛れもなく本物の敵。

私は不思議と逃げる気にはならない、それに憎くも思わない。
あー……でも、戦わないとな。

｢ 13号に…イレイザーヘッドですか。

先日“頂いた”教師側のカリキュラムではオールマイトがここに居るハズなのですが…… ｣

おぉ。モヤ喋れるんか。そりゃ凄い。

モヤ自体に攻撃力はなさそうだな。
あるとするなら…うん、あの手の男か。

あの人は強いんだろうな、多分。

いや、“オールマイト”を狙ってるのにたった二人…いやほぼ一人か。そんな人数で来るか？普通。

…、！？あのモヤから出てきたって事は、

『なるほど、そういう事か。仕組みは理解した。…けど、止めることは多分…… 』

｢何処だよ…せっかくこんな大衆引き連れてきたのにさ……オールマイト、平和の象徴…いないなんて……

────子供を殺せば来るかなァ？｣

『 …出来ねぇな、こりゃあ。』

この状況で、1生徒である私はどう動くのが正解か。

プロからしてみれば、幾ら強かろうが生徒で、一般人である事には変わりないから、変に動くとただ邪魔になるだろうし。

｢敵ンン！？バカすぎだろ！ヒーローの学校に乗り込んで来るなんてアホすぎるぞ！！｣

｢侵入者用センサーは、！？｣

｢もちろんありますが……！！｣

｢現れたのはここだけか、学校全体か

何にせよ、センサーが反応しねぇなら向こうにそういう事が出来る個性(ヤツ)が居るってことだな。

校舎と離れた隔離空間、そこに少人数が入る時間割。
バカだがアホじゃねぇ…これは、

何らかの理由があって、用意周到に画策された奇襲だ｣

轟君、頭良い！！！凄い！！！！！

考察当たってそう！アタマイイ！！

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