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玄関で警官にじいっと見つめられて、自分がしたことが全部バレている気がして、慌てて帰ろうとした。
その拍子に、思い切りぶつかってしまったんだけど、振り返ることなく逃げ帰った。
後に彼は、あそこで、警察官に会わなければ、あのままずっと隠したままで、却って苦しくなっていたかもしれない。
お巡りさんには、自主するきっかけを作ってもらって感謝していると述べたそうだ。
一方緒方さんは、彼を助けた場所が横丁よりも先だったこともあり、まさか事件に関係していたとは思わなかった、と驚いていた。
「俺、もう戻るけど、なんかあったら呼んでよ。いいね。」
松本さんはそう言い残し、本部へと帰っていった。
犯人はすでに本庁に移送されていたし、ここにいる必要性がないアイドルコンビは本部へ戻る。
会議室もきれいに片づけてしまったそうだ。
しばらくして部屋に入ってきた署長は、
「刑事課でもないのに、捜査の真似事なんかするな。
勝手な事して！」
開口一番そう小声で叱り、心配そうな瞳で俺たちをみる。
アイドル二人といい、署長といい、どんだけ心配させたんだろう。
本当に申し訳なくて、すみませんと小さくなる。
署長は、俺たちが病院に担ぎ込まれたと連絡が入った時、アイドルコンビが飛んできて謝罪したと教えてくれた。
「二人とも青い顔して、『申し訳ありません。二人に捜査をさせていました。任せ過ぎました。』ってね。
いっつもスマートな奴らの取り乱した姿、始めて見たよ。
早く元気になって、ちゃんと挨拶してこいよ。」
俺はしばらく入院加療が決まったらしい。十分休めといわれた。
相葉さんは明日まで自宅で静養を申しつけられた。
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ちえさん(プロフ) - うるさん。ありがとうございます。元気を貰ってるとか言われると、本当に嬉しいです。うるさんのお話がもうすぐ終わってしまうのは、寂しいですが楽しみでもあります。頑張ってください。 (2016年2月17日 22時) (
レス) id: 788fd5506f (このIDを非表示/違反報告)
うる(プロフ) - お邪魔します。移行おめでとうございます(^^)2に気が付かず今見つけて慌てて読むしまつ...。悔しさ半分、でもバディの世界を一気読み出来る嬉しさも半分。いつも読んで沢山元気をもらってま〜す！ (2016年2月17日 22時) (レス) id: 7338df8104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちえさん
| 作成日時：2016年2月12日 11時
