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夢と現を行き来する意識が、大きな音に少しだけしゃっきりする。
重い瞼をこじ開けそちらをを見やれば、意外な人物が扉を押さえて肩で息をしていた。
普段の行動を考えればありえないんだけど、それは間違いなく櫻井さんで。
背後から松本さんが慌てたように駆け寄ってきた。
足元には頭に氷を当てて座っている相葉さんがいて。
同じように、唖然としてアイドル二人を眺めていた。
腕に刺さっている点滴と、この間も眺めた壁と天井に、ここが警察病院であることを知る。
二人の視線が俺に集まり、気づいた相葉さんが振り向く。
「にの、目が覚めた？」
聞けば、緒方さんが救急車を呼んでくれて。
その間に相葉さんは、俺がミた事を聞きだしてくれていたらしい。
ミた事柄はなるべく早く伝えた方が正確で。
こんな風に意識を失ったりすると、記憶が曖昧になるから、その点は良かったと思う。
「なんで、連絡しなかった？」
地を這うような櫻井さんの声。
「にのはともかく、俺はたんこぶ出来たくらいだから、大丈夫って言ったんですけど…」
ぼそぼそと呟く相葉さん。 本当は病院じゃなくて署にいくつもりだったと。
「そういう意味じゃないだろ？病院が先とか、警察が先とか。」
反論をぴしゃりと跳ねつける櫻井さんに、相葉さんは言葉もない。
櫻井さんの怒りがここにいてもひしひしと伝わってくる。
「結果的に二人とも無事だったし、犯人もミれたよ。
確かに、この事件は偶然の事故の可能性が高いって言った。
でも、確定してたわけじゃない。」
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ちえさん(プロフ) - うるさん。ありがとうございます。元気を貰ってるとか言われると、本当に嬉しいです。うるさんのお話がもうすぐ終わってしまうのは、寂しいですが楽しみでもあります。頑張ってください。 (2016年2月17日 22時) (
レス) id: 788fd5506f (このIDを非表示/違反報告)
うる(プロフ) - お邪魔します。移行おめでとうございます(^^)2に気が付かず今見つけて慌てて読むしまつ...。悔しさ半分、でもバディの世界を一気読み出来る嬉しさも半分。いつも読んで沢山元気をもらってま〜す！ (2016年2月17日 22時) (レス) id: 7338df8104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちえさん
| 作成日時：2016年2月12日 11時
