summer-10 ページ11
白い煙があがり、燻りながらもお守りは燃えていく。
アツイ！！！
・・・・・・・あれ？
「あれ？俺、どうして・・・」
見覚えのあるカフェ。
3つ並んだコーヒー
・
・
・
あ！打ち合わせ！
立ち上がった拍子にガタンと音をたてて椅子が倒れた。
「係長さん？風間？」
俺はブンブンと音がしそうな勢いで店内を見回す。
「ちょっとどうしたの相 葉くん、落ち着いて。」
聞き覚えのある声。
ジュンくん！？
「あれ？ジュンくん？なんでここに？」
いつの間にここに来たのか、ジュンくんがいた。
倒れた椅子を起こしてくれる。
「ねえ、いま、何時？風間と係長さん見てない？」
「いま、9時22分。係長さんとか風間さんはわからないけど、僕が来た時には相 葉くんは一人だったよ。」
「え？いない？だってここで打ち合わせ・・」
「まあまあ、まあまあ、落ち着いて。ひとまず座ろう。うん。
そして、深呼吸だよ。ほら、吸って〜、吐いて〜」
す〜〜は〜〜〜
す〜〜〜は〜〜〜〜
言われたとおりに椅子にすわり、深呼吸を繰り返すと不思議と気持ちが落ち着いた。
「落ち着いたかな？」
誰だ？この人。
スリーピースにネクタイ。ザ、ビジネスマンだ。
ジュンくんの知り合い？
「…はあ。おかげ様で。」
「順を追って考えてみようか。待ち合わせは何時だったの？」
「8時・・・です。」
「Junがここに着いたのは？」
「カズのところを出たのが8時過ぎてたから…40分か45分くらい？」
「相 葉くんは風間くんと係長さん？には会ったんだね？」
「はい、中に入ったらもう係長さんはいらしていて・・・あ。」
そうだ。思い出した。
俺がトイレに籠ってる間に、風間も具合悪くて帰ったんだ。
俺も俺でおかしかったから、明日にしてもらって、
そして、係長さんが何か話して・・・・
「ふんふん。そこから先の記憶がないと。それは仕方ないね。
相 葉くんは、アイツの中にいたんだ。だから記憶が曖昧なの。」
アイツの中！？ってどういう事？
だから、この人、誰？？
「え？自己紹介まだだったっけ？
では・・・初めまして。SHOです。よろしく」
さっと手を出されて反射的に握り返す。
SHOさんはにこっと笑って、携帯ゼリードリンクを差し出した。
「ご挨拶代わりにエネルギーチャージ！効くよ〜それ。ぜひ飲んでね。」
「ありがとうございます・・・あ、相 葉です。」
俺は立ち上がって頭をさげた。
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ねこにゃん(プロフ) - orangeさん» ご挨拶いただきありがとうございますm(_ _)mなんだかんだでずるずる長くなってしまってます。どうぞ最後までお付き合いくださいね♪ (2019年9月5日 0時) (
レス) id: 4b03694919 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 後れ馳せながら独立シリーズ？化おめでとうございます(*^^*)なんだかんだ大切にされる愛されカズちゃんのお仕事や能力や過去とか気になってしまいますねo(*ﾟ∀ﾟ*)o (2019年9月4日 22時) (レス) id: ec0a1d16c2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこにゃん(プロフ) - orangeさん» こちらこそ、読んでいただいてありがとうございます！面白いと言ってもらえて嬉しくてたまりません。まだまだ暑さは続くようですので、orange さんもどうぞご自愛くださいね。コメントありがとうございましたm(_ _)m (2019年8月14日 0時) (レス) id: 4b03694919 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - こんにちは暑い中更新ありがとうございます！(^^)summerとても面白くて引き込まれてしまいます(*^^*) (2019年8月13日 21時) (レス) id: ec0a1d16c2 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ちずるさん» 毎日暑いですね〜。ちずるさんも暑さには気をつけてくださいね。若い二人。書いていてとても楽しかったです。コメントありがとうございました♪ (2019年8月2日 8時) (レス) id: d02d1a736e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちえさん＆ねこにゃん | 作成日時：2019年7月9日 15時
