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「びっくりした〜。
急に走り出すんだもん」
能天気にも軽やかな足取りで追いかけてきた相葉さん。
「あいばか！朝っぱらから何の話してるの」
本当なら置き去りにしたいくらいだったけど、
あいにくエレベーターは遥か上の階で止まっている。
「何のって・・・いろいろ？
ヘアスタイリングの事とか、ご飯とか…。
マネもインコ飼い始めたんだって。
俺のは小さいけど、マネさんのは大きいんだって。そんな話？
なんだか妙にニヤニヤはしてたけど・・・」
はあ？？
そんな話？？
「もー。ごちゃごちゃ言わないの。
俺はにのちゃんと一緒にご飯食べたくて待ってたんだよ？」
耳を赤くして固まった俺。
あなたはチンと可愛らしい音を立てて止まったエレベーターに乗り込んだ。
「早く乗って。
パンケーキなくなっちゃうよ。」
本当に
アナタには敵わないな
嵐のために活動しているが、口癖の俺
自分の事よりも
俺の心配をしてくれた
正直、自分でもわからない
でもね
あんたと一緒なら
嵐を待つためなら
この世界でやっていけそうな気もしてる
異国の地で
そんなことを実感するのも
まあ、俺らしいのかもしれないね
レストランの入り口でルームキーの提示を求められた。
「あれ？」
あちらこちらのポケットを開け挙動不審な相葉さん
振り返ったその情けない顔でわかる
インロックしたんでしょ
「ご、ごめん。戻る。」
「戻っても鍵とれないよ。」
「あ、そか。どうしよ・・・」
「説明すりゃ大丈夫だって。早くいかないと、パンケーキ無くなるよ？」
俺がやってあげられるのは
一緒にいる事だけ。
「ね。にのちゃん」
「うん。フロントにも、一緒に行くから。」
「ありがと。」
でもね？
それが一番嬉しいんだよ。
「これ、うまいよ」
「にのちゃん、それ俺のパンケーキ！」
絶対、伝えないけどさ。
おしまい
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kammostsluvamos(プロフ) - なんとなく記憶に残ってるので見ていて面白いです！ (2020年11月17日 10時) (
レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - kammostsluvamosさん» いらっしゃいませ〜。嬉しい言葉をありがとうございます。番組や雑誌のワンシーンからの妄想ですが、気に入っていただけて嬉しいです。最近はリアルが妄想を越えていくので困ってます(笑) (2020年11月16日 22時) (レス) id: b2bd56270d (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - はじめまして！今日出会って1から読ましてもらってます！お話めちゃよくてほっこりきゅんきゅんします！ (2020年11月16日 22時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - ねこにゃんさん» 同感！お風呂映像もノーカットで←。ＭＣ集とかも欲しいですよね。もはや、会話になってますね。ww (2019年4月15日 11時) (レス) id: 6c2c430c29 (このIDを非表示/違反報告)
ねこにゃん - 松潤がニノちゃんのお胸を揉み揉みしたそうじゃありませんか！！！その瞬間を切り取って見せて欲しいよねー (2019年4月15日 11時) (レス) id: 7ca312fb35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちえさん
| 作成日時：2018年6月5日 15時
