小さな世界で

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信じられない速さで進む時計の針(通常です)









時計を見る余裕さえ無くなってきた








電話回線は人数以上









私は言ったよ？








回線絞りませんかって










部「お客さんに迷惑は？」












A「かけられません」










部「頑張れ！橘の力の見せどころだぞ」










あのクソジジイ！！！！









てめぇは見てるだけだもんな？










何もやってくれねぇもんな？








お昼のチャイムが鳴る










営業さんはいつも通りに外回りへ









目「橘さん、見積もり貸して、俺やっとく」











A「ありがとうございます！！」











みた？みた？









めぐたん









今ならあんたが神に見えるよ











でも、普通見積もりって営業の仕事だよな？









そんな小言は胸にしまっておく











部長、と書いたメモをビリビリに破いてまた手を動かす













お昼時間が過ぎていく










そんな時に起こるのは













A「パソコンバグった！！！！！」









急いでいる時こそバグるパソコン









あるあるすぎる










システム関連の部署へ電話をすると










シ「はい、はい、その対処、はい、今お昼時間なので担当は13時に戻ってきますんで、はい、」










切られた電話











やっぱり本社部門とは仲良くなれなさそうだ











無駄にすぎていく時間











仕方なくご飯を食べるけど









お昼時間はあと15分








そんな働き方を見て見ぬふりする部長














やっぱり身体に悪い









胃がキリキリしてきた










無理やり押し込むおにぎり












チャイムが鳴った








午後の業務が再開される

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