8階 に 住む 美男達 ((∞))

天使と悪魔 ページ21

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イチャコラしていたとき








＿＿＿ピーンポーン♪








なんだ、このありがちな展開は……







倉「……何、誰やねん…」





大倉さんが体を起こした隙を見て





「行ってきまーす//」




乱れた服をなおしながらリビングからでようとすると





“ホンマ、たまらんわぁ〜Aちゃん”





って語尾にハートがついてるような言葉を言って




あぁ、随分気に入られちゃったな…




なんて今になって家に大倉さんを入れたことを後悔…。






＿＿カチャ





「はい、どなたさまで…?」







フワフワしたパーマかけて、赤髪でちっちゃくて奇抜なお洋服きてる男の人がひとり。







安「あのぉ〜。803の安田ですぅ」





私が“あぁっ!!”と反応すれば



ニヒヒと笑って、




“よろしゅう〜”ってはにかんだ。





か、可愛い…





安「あんさ、(人1)ちゃんのお家に




大倉くんおらへんかな…?」





またまたニコニコ笑って…




これだけで何人女の子倒れるか実験しようか、ねぇ





「あ、大倉さんいますよ!!」





…襲われかけました、なんて言わないけど。







安「わわ、ごめんなぁ…




鍵渡すって言ってきてくれへん?」



「はいっ!!了解です」





“ありがとお”ってまたはにかむ。






リビングに戻って見渡すと、ソファーでごろーっとしてて




「大倉さん、安田さん来ました…」




私が乱暴に体を揺すると、





倉「いやや俺、Aちゃんといる」






悪魔め。




なんといっても起きない大倉さんをとりあえずおいといて、安田さんのもとへ。






「……起きません」




私がそういうと、




安「はぁっ!?



アイツ女の子ん家で寝とるん!?」








すると急に良い香りがして




つい目を閉じてしまう。





安「なんもされてへん…?



大丈夫……?」





って気づいたら抱き締められ。






……天使。








「いい匂い……」





私が呟くと、




安「……大倉より僕…?」






意味深な言葉を浮かべ



恐る恐る、はいって返事すると





顔くしゃっとさせてうふふってまた微笑む。









抱き締められたまま




安「…僕、大倉連れてくるからお家ちょっとだけええ?」




って言われて、



是非!!!お願いしますって頼んだ。









んでまた家に男の人を入れてしまって。








女の子みたいで優しかったから








油断してた。このときは…









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