泣いて笑って＊ green main＊ (ページ10)

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10♡

(3年前続き)

お互いいいペースで呑んでいたとき急に忠義が聞いてきた。

忠"最近どう？心の傷は癒えたん？"
私"そやな～…終わった事やからしゃーないねんけどさ、やっぱ思い出すねん。…でも忠義がいてくれるから大丈夫な気がする～♡"

後半ちょっとふざけた答えに忠義からの返事はない。真面目な顔してずっとあたしを見ている。
…目が離せない

忠"じゃ…俺と付き合う？"
私"なんでそうなんのよ？"
忠"俺がいたら大丈夫なんやろ？"
私"てかそもそも忠義、あたしのことすきちゃうやろ？"
忠"…それまぢでゆうてんの？
俺さ、真面目にはゆえへんけど普段からゆうてたやろ？ひろは特別やとかさ…好きでもない人と遊んだりせーへんよ。こんなこともせーへん。"

忠義があたしを抱き寄せた。あまりの驚きに何にも出来ずにいた。

忠"ひろはさ、俺が誰にでも優しいとか思ってんの？こんなこと誰にでもしてるとか思ってんの？"

えっ…忠義…
私のこと…好きなの…？

忠"俺、ひろが甘えてくれたり色んな話ししてくれるのは、少しは気にかけてくれてるからやと思ってた。違ったんやね。…気のある素振りせんといてや。俺あほやん。"

そういって私から離れた。