狂犬にご注意を。2 (ページ7)

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正門

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末｢〜♪｣

正｢…｣ﾆｺﾆｺ

リ｢…きしょ、｣

んふ、誠也くんなんか知らんけど嬉しそうやなぁ

昨日の今日やから嬉しがるのはあんま良くないねんけど…

誠也くんが嬉しそうなん見ると、こっちまで嬉しくなる

正｢…んふ、｣

リ｢…はぁ、末澤。んで？なんかあったんか｣

末｢えぇ？わかる〜？♪｣

リ｢…うざ｣

正｢んふふ｣

末｢あのなぁ〜♪あのなぁ〜♪…んふ、♪｣

リ｢なんやねん、ほんま。きしょいわ！！｣

朝の教室に俺ら3人、この3人は珍しいな

いつもは俺とリチャくんが先に来てその後残りの4人が来て、最後に誠也くんやねん

…けど、よっぽど嬉しいことがあったんかな
俺らよりも先に来てた

末｢言わーん♪｣

リ｢はぁ？きっしょ、まじできっしょ｣

正｢うんうん♪｣

誠也くん、伝えたんかな

OK貰えたからこんな嬉しいんかな？

だとしたら暖かく見守っとこうかな

福｢おはよぉ｣

｢おはよー｣

佐｢おはよー｣

小｢ういーっす｣

お、噂をすれば主役の登場
(噂って程でもないか、笑)

リ｢こじけん、早いやん｣

小｢なーんかね、目が覚めた｣

佐｢ばったり会ったんよー｣

｢おトイレ行ってくるー！｣ｽｯ

福｢着いてくわ｣ｽｯ

末｢…んふ、｣ﾆﾔﾆﾔ

机にカバンを置いてすぐお手洗いに向かう雪乃さんの横に付いていく大晴

多分やけど、昨日のことは誰も触れてへんのやな

小｢へ、何この人。きしょ…｣

佐｢こじけんに言われたら終わりや…｣

末｢は？誰がきしょいや｣

佐｢俺は嬉しそうやな！って思ってたからそんなん思ってへんよ！｣

リ｢晶哉必死…笑｣

お昼頃に、晶哉か大晴辺りが突っ込んでくれるかな？
…こじけんはお構い無しに聞きそうやな

小｢んで、なんなん｣

末｢お前には絶対言わん｣

小｢は？｣

末｢はぁ？｣

ほらな、笑