狂犬にご注意を。2 (ページ27)

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誠也くん以外が帰っていって、家には2人きり

末「そういやオカンどこいってん」

「あぁ、パパに会いに行った笑」

末「どーゆーこと笑」

「なんか、娘カップル見よって会いたくなっちゃった〜ってお菓子だけ作ってすぐ旅立っていった…笑」

末「え、ほな今日1人なん？」

「うん、何しよっかな〜って思って？明日は日曜日やし、ゴロゴロダラダラしながら、どっか出かけたりしよっかな〜とか？」

そっかー…

今自分で言って思い出した

さっきまでワイワイ楽しすぎて忘れとった

今日から1週間1人やん笑

末「危なない？」

「ん？だいじょぶやで？防犯カメラもあるし、鍵は玄関以外全部閉めたし」

末「カメラあっても関係ないやろ」

「えぇ…でも、どうすることも出来ひんやん…」

末「俺泊まるわ」

「…はい？」

末「お前のオカンから布団の場所聞いとるからだいじょぶやで」

「いや、なんで聞いてんのよ」

末「もしまた泊まることあったら自分で出すから〜って花火の時にゆーた」

「…はぁ、笑」

そりゃ？

誰かおってくれるのと、1人きりなのはちゃうけど？笑

「…あーもうっ！わかった！！」

黙って考えよったら大きな黒目でうるうる見られて根負け

「ほな、布団準備しとこ！うちご飯作るからっ！！」

末「…っしゃ、」

なんやなんこれ、修学旅行ちゃうぞ。

…おぉ、そうやん。

そろそろ修学旅行やん！！

たのしみー♪