狂犬にご注意を。2 (ページ20)

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誠也くんと付き合って4ヶ月が過ぎた9月…

夏休みも終わり、学校が始まったうちに一つだけ進歩がある

「よしくん、リチャくんおはよ」

正「おはよーさん」

リ「おはよ」

みんなの事を名前やあだ名で呼ぶようになったこと

…きっかけは、まぁくん(佐野くん)の一言

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佐『大晴くんと誠也くんだけずるい！』

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…と、駄々をこねられまして。

正「あれ？誠也くん一緒ちゃうの？」

「うん、寝坊したって〜」

リ「通常運転やな」

福「おはーん」

リ「おぉ、番犬。おはよ、何してたん、姫ひとりにして」

福「番犬って何よ笑いやー、暑かったからさ、自販機にアイス買いに行っててん」

正「俺も買おうか迷った…」

福「だーいじょぶ、皆の買っといた！」

正「ありがとぉ」

小「さんきゅ」ｽｯ

福「うぉいっ、！しれっと取んな！」

小「ええやんけ、減るもんちゃうし」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

リ「しっかり減るもんやな、いただきます」

「大晴くん、ありがと！いただきまーす！」

福「どーぞどーぞ♪」

大晴くん、まぁくんと3人で登校途中に
大晴くんはアイスを買うため自販機でバイバイ

残ったうちとまぁくんが教室に向かったけど、トイレ行ってくるとまぁくんが離脱して1人で教室に入った

ヌルっと現れたこじけんはよく分からん。笑

末「…はぁ…はぁ」

小「狂犬や〜怖ぁあ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

「ん、おはよぉ。間に合ったね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

正「おはよーさん、はよ食べな溶けるで？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

福「誠也くんのはストロベリーにしといたで！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

佐「バニラがいちばん美味い」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

リ「アイス食べたら目ぇ覚めた」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

末「…なんしてんねん。」

アイスを食べ始めて3分後ぐらいに誠也くんが登場

アイスを食べながらそれぞれ一言

固まってアイスを食べるうちらを見て誠也くんは「なんしてんねん」の一言

末「…疲れた」ﾄﾞｻｯ

「ねぇ、重い」

末「んぁ、俺のアイス取って〜」

正「はい」ｽｯ

末「ありがと、いただきまーす」ﾊﾟｸ

小「朝からアイスって罪悪感えぐいな」

「言わんといて、それよりも重い」

末「ストロベリーうまっ、！」

「聞こえとる？」

なぜ彼はうちの膝の上に座ってるのだろうか。

普通逆やない？
あ、漫画の読みすぎ？
そりゃ失礼しました…笑