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福本
・
頑張ったのになー…
俺のギャグで笑ってくれるAを好きになってん
最初は仲良くなるために声かけたけど
だんだん『振り向かせたる！』って気持ちに変わってきて…
2人で祭り行く勇気はなくて、みんな誘った
あ、好きな人聞きそびれたやん
迷子になったんはほんまやけどね？狙ってないで？
末｢お、ハートやん｣
｢かわいい！｣
末｢あれなに？｣
｢土星やな！｣
Aとちゃっかり仲良くなっちゃって…
初めはキャンキャン吠えまくっとったのに。
…まぁ、あの事があるからやと思うけどな
福｢花火終わったらまた出店行かん？お腹減ったー｣
正｢迷子なったのによぉ言うわ笑｣
リ｢俺、わたあめ食べたい。可愛いやつ｣
｢あっ！うちも食べたい！虹色のあった！｣
佐｢俺はもうお腹いっぱい〜｣
末｢俺いちご飴〜｣
小｢たこ焼き食べたい〜誠也くん買って〜｣
末｢なんでや、自分で買え｣
小｢けちっ！｣
末｢はぁ？｣
なんてことない会話をしながらAの横に座る誠也くんをチラッと見ると
Aにピッタリくっついて手を繋いでた
あー…そっか、出遅れたんか……
でももし、誠也くんが泣かしたら俺が貰う
｢いちご飴一口だけちょーだい？｣
末｢ええよ、何本でも買ったるわ｣
小｢は、せこ。｣
正｢…話しよったら花火終わったやん｣
福｢よしっ…！出店行こ！！｣
佐｢今日は夜更かし〜！｣
｢程々にね？笑｣
リ｢雪乃さんは俺らがちゃんと送るから…ってか、末澤が送るから安心してな｣
佐｢俺も送りたい〜｣
末｢俺だけでええねん｣
｢んははっ笑 ありがと笑｣
誠也くん、絶対泣かさんといてな
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作者名：miya | 作成日時：2023年11月4日 22時
