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「…んん、」
福「…目ぇ覚めた？」
「…う、ん」
あれ、寝とった…？
起き上がろうとするとおでこを大晴くんに抑えられまた転がる
福「もうちょい、寝とき」
そう言って微笑んだ彼
よく見ると大晴くんに膝枕されている
「やっ…その、足……しんどくなる、か、ら…」
福「Aに比べたら、こんなん全然」
ふふ、と笑う大晴くんがあまりにもかっこよすぎて見惚れる
「…っ、末澤くんっ！」
福「誠也くんなら大丈夫やで、ほら」
指さす方向をちらっと見ると、ベッドでスヤスヤ寝とる末澤くんの姿
その横には泣き疲れたんか、末澤くんの手を握ってうつ伏せで寝る佐野くん
正「おはよーさん、大丈夫？」
「あ、ごめんね…心配させて、」
リ「すごい音したから焦ったわー」
「…はは、」
正「俺らこそ、ごめんな…雪乃さんに行かせてしまって」
「んーん、平気。うちが心配で付いてっただけやから」
正「…ん、」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
大晴くんの膝枕の状態で、正門くんに軽く頭を撫でられてちょっと照れる
…よく見たら、皆かっこいい、んよね
末「…ん、」
リ「お、こっちも起きそうや」
末「…あれ、なんしてん、、」
佐野くんがギュッと握りしめとる手を勢いよく振りほどき、こちらを見る
佐「…はっ!?」
正「おはよ」
佐「誠也くん!?雪乃さん!?」
福「起きてんで」
「佐野くん、おはよぉ」
佐「…よかったぁぁぁぁあっ、」
リ「…さてと、長居しすぎたな。」
正「せやな、誠也くん、お大事に」
末「おん、ありがとな」
福「立てる？」ｽｯ
「うん、大丈夫そう」
また泣きそうな佐野くん
先に部屋を出た草間くんと正門くん
うちの肩を抱いてくれる大晴くん
末「…おい、」
大晴くんと部屋を出ようとした瞬間、声をかけられる
「おい」は多分うちな気がして振り向く
末「…あんま覚えてないねんけど、その、ごめん、な。」
「へ、」
末「おま…んん、……その、」
「…」
末「…A、の、おかげで、助か、った……」ﾎﾞｿｯ
「…末澤、くん」
この日、初めてちゃんと名前を呼ばれた
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Ru.(プロフ) - miyaさん» 修正ありがとうございました！これからも読ませて頂きます☺️作者様のペースで更新頑張ってください！ (11月3日 22時) (
レス) @page36 id: 596421737d (このIDを非表示/違反報告)
miya(プロフ) - Ru.さん» コメントありがとうございます！すみません、失礼しましたっ💦変更しておきますので、引き続きご愛読下さい🥺 (11月3日 21時) (レス) id: 493204d301 (このIDを非表示/違反報告)
Ru.(プロフ) - 更新お疲れ様です！お話面白くて読ませて頂いてます☺️1つ気になったのが、佐野くんのお名前の漢字が間違ってました。正しくは「晶哉」ですよー！昌ではなく晶です🙆🏻♀️ (11月3日 18時) (レス) @page25 id: 596421737d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miya | 作成日時：2023年10月27日 23時
