望んだ恋 ページ4
Ryo，side
モヤモヤしながら朝を迎える。
今日は丸と一緒の仕事。
一緒なんが、章ちゃんではなく
丸だったことに
ホッとしている自分がいた。
章ちゃんのことが好きなはずやのに。
恋って、こんなに辛いもんやったけ･･･？
昨日のことといい、
好きな人によけいな心配かけてまで、
俺は恋なんかしたくない。
そうわかってても、
どこかで章ちゃんを求めている自分がいた。
丸「おぉ!亮ちゃんやん、おはよ!」
亮「･･･丸か。おはよ。」
丸「亮ちゃん、大丈夫？」
亮「え？」
丸「ヤスからメールがきとってな。
亮ちゃん調子悪そうやから、よろしくって。」
亮「･･･。」
章ちゃんにも丸にも気ぃ使わせとる･･･。
あかんな。仕事はきっちりせな。
丸「･･･まっ、何かあったら
フォローするからさっ」
亮「ごめんなぁ。ありがとぉ。」
丸「何言うてんのー!あったりまえやん。」
ーーーーーーーー
丸「ありがとうございましたー!」
一応仕事は終了。
せやけど、うまく笑えんかったり、
ぼっーとしてた俺のせいで
けっこう長引いてしもた･･･。
スタッフさんにも迷惑かけてたな･･･。
考えれば考えるほどあかんなぁ。
俺ってこんなに暗かったっけ？
帰宅中のあたりは薄暗く、
今の俺の心の中を表現しているようやった。
ぼんやりと光る街灯が、
今の俺の精一杯の輝き。
ボフッ
ベッドに体を投げ出す。
亮「疲れたぁ･･･。」
幸いにも明日はオフ。
せめて体だけでも休めさせるために、
まだ早いけど、もう寝ようかな。
ピンポーン♪
ん？誰やろ？
連絡はなかったし･･･。宅配便？
ガチャ
丸「よっ!亮ちゃん。」
渋「･･･よぉ、亮。」
ドアの先に立っとったんは
丸とすばる君やった。
ラッキーアイテム
懐中時計
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ﾉﾉ｀∀´ル(´д｀)Love(プロフ) - コメント、失礼します!!とても、素敵なお話でした!!このコンビが好きなので良かったです♪また、書かれたときは 見させていただきます!!失礼しました。 (2015年11月22日 19時) (携帯から) (
レス) id: 3061bce94e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：dromen | 作成日時：2015年2月13日 14時
