思いに行き先２ ページ3
Ryo，side
章「そんでな、
それがめっちゃおもろいねん!」
亮「ふ〜ん、そうなんやぁ。」
章「ふふふ。でな〜･･･」
声、しぐさ、もちろん見た目も中身も
全部かわいい章ちゃん。
でもたまにみせる男もかっこいい章ちゃん。
誰とでもすぐ仲良くなれて、
すごく優しい章ちゃん。
そんな章ちゃんやから、
みんなから愛されとるんやろな･･･。
でも俺は、章ちゃんに対して、
恋愛感情を抱いとる。
誰にも言ってへん。
･･･もちろんメンバーにもな。
こんなん言ってもどうにもならんし、
男の俺が、男の章ちゃんを好きなんて
おかしいって思われるんが怖いから。
章「･･･亮？」
亮「･･････え？、ごめん、何？」
章「大丈夫か？具合悪いん？」
あかんあかん、
章ちゃんの話そっちのけで
章ちゃんのことばっか考えとった。
亮「ごめん。なんでもないから。」
章「ほんまに？つらいんなら言ってな？」
亮「大丈夫やって。
心配しすぎなんや、章ちゃんは。」
･･･大丈夫やない。
章ちゃんのことで頭ん中ぐちゃぐちゃや。
一人の思い人のことで
頭の中いっぱいって、俺も相当なもんやな。
この思いはどこに行くんやろ･･･。
もちろん、章ちゃんにも、
メンバーにも隠し通さなあかん。
いつか消えてしまうんやろか？
いや、消すことなんて出来るんかな。
章「･･･りょーう、おーい。」
亮「･･････あっ、ごめん。」
章「最近仕事多いし、疲れとるんちゃう？
亮は明日、朝から仕事やろ。
もうお開きにしよっか♪」
亮「･･･章ちゃん、ごめんな･･･。」
章「謝らんといて〜や。
ゆっくり休んで？な？」
俺が章ちゃんのこと好きやから、
こんなんなるんやで、
なんて言ったら
君はどんな反応するんかな。
･･･もちろん、そんな勇気ないけど。
章「いつでも頼ってや？
･･･じゃ、ばいばーい!」
章ちゃんはかわいく手を振る。
俺も手を振り返す。
原因は章ちゃんなんやけどな、
なんて思いながら。
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西 - この方角に福があるはずです
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ﾉﾉ｀∀´ル(´д｀)Love(プロフ) - コメント、失礼します!!とても、素敵なお話でした!!このコンビが好きなので良かったです♪また、書かれたときは 見させていただきます!!失礼しました。 (2015年11月22日 19時) (携帯から) (
レス) id: 3061bce94e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：dromen | 作成日時：2015年2月13日 14時
