寝ても覚めても。 (ページ13)

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変わらぬ優しさページ13

yoko,side

横「っくしゅ」

倉「あれ、風邪ひいてんの？」

横「そんなことないと思うけど...」

丸「ちょっと鼻声っぽいで」

す「ほんまや」

亮「それに肌も白いしな(笑」

横「それは…いつも通りやろっ」

す「なんでちょっと照れとんねん」

丸「熱っぽい？」

横「いや、全然」

ヒ「まぁ、気をつけたほうがええで」

だるいとか、しんどいとか、
そんなんは全くないねん...。
まぁ、くしゃみは多いけど。

ま、誰かが噂してんねん。←

－－－－－－－－

あかん、
ほんまにしんどなってきた。
誰や、噂なんて言ったん。
あー、
この後も仕事入っとるしな...。

どうしよ。

とりあえず他のメンバーに
移さないように距離をとる。

さて、こっからどうするかやな...。

仕事は休めへん。
でも酷くなるのは避けたい。

少し横になるのも有りやけど、
きっと変に思われるよなぁ。

うーん...。

安「横ちょ、大丈夫？」

横「えっ、」

安「しんどくなってきたん？」

横「いや、別に」

ヤスの真っ直ぐな視線にかられ、
ちょっと小声になる。

安「顔赤いし...」

急にヤスに手を握られる。

安「手、熱いやん。
やっぱり熱出てきたんや」

あちゃー、メンバーには...というか

特にヤスには
心配かけるし、
知られたくなかったんやけど...。

安「...ちょっと待ってて」

横「え、おいっ」

一言残してヤスは姿を消す。

どこ行ったんや？

－－－－－－－－

すぐにヤスは帰ってきた。

安「横ちょ、まだ我慢できる？

今マネージャーに説明して、
なるべく早く終わらせれるように、
とは言ったんやけど...。

無理はあかんで。
...それでも大丈夫？」

マネージャーに報告してくれたんや。

他のメンバーには気づかれんように、
こっそりと。

また俺は、
ヤスの優しさに
助けてもらってる。