検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:11,013 hit
小｜中｜大

・ ページ5

5月9日です、



そう言った後に先輩の顔を見れなくなる



少し先を歩く足が止まる



つられて自転車を押す手を止めた




気づいたよね




沈黙が、こわい



胃の中のさっきのホットミルクがぐるぐると音を立てているような気がする



その甘い味が口の中に広がったような気がしてしんどい





裕「‥わかった

プレゼント、決まった」





え、と顔を上げた私のあごをくいっと持ち上げて




裕「こういうことやろ」





唇が、触れた




甘いミルクの後味が



先輩のキスの味に混じって消えた





__さよならミルク

オヤスミナサイ-Blue-→←・



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.0/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年7月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。