176 伏せた名前(YG) ページ26
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気分を害する名前を出してしまったみたいで、黙ったジョングク。
無理ない、…何か色々あったし、不快だと思う。
俺だって気分が良くなる名前じゃない。
気持ちを切り替える。
YG「あのさ、今少し話したくて。いいか？」
JK「…はい。」
YG「俺屋上でな、あいつと飯くったり出来るよーになったぞ！」
JK「ふっ、なんですか、それ。」
YG「見張ってる訳じゃねーぞ。あいつが屋上で誰と何してようと、いちいちお前に言わねーし」
JK「教えて下さいよ。ヌナの事は全部。」
まじな声出すなってば。
YG「俺と時間が合えば、飯くってる。うまそうな弁当だな。」
JK「凄く凄く美味しいですよ？ヒョンも作ってもらう？」
YG「いーよ、俺は」
二人して同じ事を言うんじゃねーよ。
まあ……嬉しいけど。
YG「でさ。本題だけど、」
JK「何ですか？」
YG「俺さ。時期は定かではないけど…また、支社にいく事になるわ。」
JK「……LAですか？」
YG「そう。」
JK「……そうなんですね。うん。そっか…。寂しいな…」
YG「大きなプロジェクト任されてて。……まあ、後輩。そいつと、行くわ。必ず成功させてまた本社に戻るから」
その名前は、次は伏せた。
YG「俺が居ない間も、美味しいもんいっぱい食って、沢山寝て、沢山笑えよ？」
JK「ヌナの料理は美味しいですよ？いつもいっぱい、食べてます。いっぱい寝てるし、ヌナといると笑って過ごせます。」
ヌナヌナって。お前の頭はそれしかねーのな。
JK「でも、寂しい。ヒョン、早く帰ってきてね？」
いつもいつも、相変わらず可愛い奴。
目に入れても痛くないってのは、この事だ。
早く帰れても数年ってとこだけど…。
海外での経験は、この先必ず役に立つ。本社で若くして有能な奴のお決まりの道だ。
YG「寂しくなんかねーだろ。ヌナが居んのに。もう喧嘩すんなよ？」
JK「うん。わかってる、独りにはならないよ。」
多分、今よりもっと、二人で仲良く過ごせるんじゃねーかな。
YG「まあ、そんな報告。時期が決まったらまた話すからな。じゃーヌナと乾杯しろ！切るわ！」
ジョングクをまた韓国に残すのは心苦しいけど、独りじゃない事が救いだ。
ジョングクの隣にいつまでも居てやってくれよ。
偽者の、チョン・A。
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王様じゃんぷ(プロフ) - ぐうさん» 仕事の合間に聞いて泣いてみます💮5章も今から話が動くんで楽しんで下さいませ🌟また話しかけて下さい！ (2022年11月2日 7時) (
レス) id: 708020874a (このIDを非表示/違反報告)
ぐう - このお話すごい大好きです(՞ . .՞)♡このお話がすごい"paid paipar"の曲の歌詞がジミンとヒロインにマッチしていて泣けてきました笑 (2022年11月1日 22時) (レス) @page46 id: afc8ed882c (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - nnonnoさん» 嬉しくてスクショしました😭笑。ﾓﾁﾍﾞが落ちてたので本当に嬉しい🌈また来て下さい😭 (2022年10月27日 22時) (レス) id: 708020874a (このIDを非表示/違反報告)
nnonno(プロフ) - まるで映画を観てるような気持ちで読んでいます。作者様の表現力、言葉のチョイスすべて最高です。伏線の張り方も回収もプロですね！本当に読み応えのある作品でグクと主人公の奥深すぎる愛にも号泣しています。みんな幸せになって欲しい！更新楽しみにしています (2022年10月27日 9時) (レス) @page50 id: 498383e375 (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - 7neanooonさん» お疲れ様です😌💓5章で待ってまする🌈 (2022年10月17日 7時) (レス) id: 708020874a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2022年9月1日 16時
