142 オンマのみせ ページ10
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「アー、」ってしろって言われても、もう三回もチキンを運ばれてるから口がいっぱいだ。
「ンー、ンー！」
首を振る
JK「ああ…赤ちゃんお口がいっぱい…」
水で流し込むと店員さんがすぐさま『お水どうぞ』と注ぎに来て、それでもジョングクくんは「バレたのはちょっと嫌ですけど、したいって思ってくれたなら沢山買い込んでおくので」ってがむしゃらに肉を切る。
JK「あまり大きな声ではいえませんが、あ。水ありがとうございます！！！！」
『い、いえ、ごゆっくりどう…ぞ…』
JK「大きな声ではいえませんけど、俺と一緒に新しい扉を開いて秘密を共有すると、より一層…」
一度カチンとフォークとナイフを置いて口元を丁寧に拭いたジョングクくん。
一口ステーキをパクパク食べる。……牛肉って、ホント美味しい。
JK「より一層…互いにハマると思ってます。それは…経験上…たった一夜ですけど…、確信してます！！！」
ガツガツガツガツと食べたジョングクくんはダン！と席を立って乱暴に口元をナプキンで拭いたら、携帯だけ持ってお手洗いに行く。私達と他数名しかいない店内。かわいい女の子の店員さん達が、口に手をあててヒソヒソ話してた。
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お手洗いから戻ってきたジョングクくん。
JK「15時半…。変な時間にご飯食べちゃいましたね…」
「だね。おなかいーっぱい！」
JK「何か見たい店とか、ありますか？」
「そうだなあ…プラプラしてみる？」
JK「欲しい物があるなら、何でも買ってあげます」
「ふふ。なにそれ。カッコいい事言うね」
JK「照れないで素直に甘えれば、そっちも可愛いです」
席を立ったジョングクくんが、店員さんに何やら話したら、私のコートとマフラーが出てきた。
首の紙エプロンを外して席を立つ。
「行きましょ」って背中側でコートを広げて、私がそこに腕を通す。こんな風にされたことがなくて、お姫さまみたいでムズ痒くて、ポッとほっぺが熱くなる。
向き合あったらマフラーを巻いてくれて、目と目を合わせて、ニコっと笑った。挟まった髪を優しく引っ張り出して整えたら、癖毛の髪を手でとかしながら、二重瞼が優しく下がる
JK「買い物したら、今日は帰りましょう」
…………そう…なんだ。
意外な答えにうまく返事が出来なかった。
JK「明日も仕事ですし」
「だね…」
JK「オンマの店に顔でも出してから、帰りましょうか」
「え゛！」
えぇえ！？！？
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ムンバイ(プロフ) - ホソク兄さんとのやり取りをめちゃくちゃ求めてる自分が居る。 (2月24日 18時) (
レス) @page13 id: 473ae39a9f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - ハヂメまして。ひっそりといつも楽しく拝見させて頂いております。変態なのに切ない、素晴らしいお話です。引き続き楽しみに拝読させて頂きます。お身体に気を付けて執筆お願いいたします。 (2月1日 21時) (レス) @page50 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
Nonno(プロフ) - あ~たまらん。もぅ遠慮なしのじょんぐくの変態っぷりが気持ち良くてランジェリーショップの店員になりたいパジャマだってホレホレこれだろ？ってやつ出してあげる！ (1月3日 12時) (レス) id: d18fc54fcc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 可愛い2人をたのしみにしてます✌︎王様じゃんぷさま良いお年を〜✌︎ (12月27日 17時) (レス) id: 3caf547fd7 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - JK、ド変態なんだけどやっぱりカッコイイし愛がいっぱいなのが良き✨好き✨ (12月14日 21時) (レス) id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
