140 時折顔を出す ページ8
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黒い鉄板の上に乗ったハンバーグがジュウジュウ音を立てて目の前に並ぶ。ハンバーグの横は、ジョングクくんはチキン。私は一口ステーキだ！
だはあ〜…とヨダレが垂れそうな位おいしそう、やばい、早く食べたい腹ペコ死にそうお肉のにおいスキィ！！
JK「いやどんだけ嬉しそうな顔すんすか…」
「え。してた？」
JK「すんごい顔してましたよ…」
「へへ。………って、み、見ないでよっ！！」
JK「見ますよ！当たり前じゃないですか！！」
「自分のハンバーグとチキン見なよぉ！」
JK「こんなもん見つめてどうすんすか！！」
「こんなもんって一番スキなチキンじゃん！！」
JK「食べ物の中で一番スキなもんと人間の中で一番スキなもんなら普通人間見つめるっすよ！！鶏肉のどこに興奮しろと言うんですか！！」
……！！
JK「いいですかAさん。大好物が二つ並んでいたとします。一方は焼かれた鶏肉、一方は生身の人間。どちらもとても美味しいのは知ってて、どちらも三大欲求の代表格、食欲とせ…まあそれはいいとしてだけどAさんはどちらを選びますか、俺は…！俺は焼かれた鶏肉を見つめて今夜その皮を剥がして裸にする妄想をする趣味はありません！！！！」
………………。
「な……！」
JK「なんすか。俺は今怒ってます！」
誰かがレジのお会計のベルを
チーン！と鳴らした。
JK「あ、そうだ。グリルの肉汁が飛ぶと服が汚れるので。その白いエプロンを首元につけて下さい」
「……これか」
JK「それっす」
「……こうか？」
JK「そう…」
よだれ掛けみたいな白い紙製のエプロンを首にまわして、後ろをとめる。これで油が飛んでも平気だし、ガツガツ食べる事ができる！
「何かこれ食欲湧くね！いただきまっす！」
とにかく私は腹ペコなのだ。フォークとナイフを両手に持って、肉汁がじゅわあと溢れたハンバーグを切ってアーンと口をあけた、
JK「……Aさん」
ジョングクくんが頬を染める。
JK「すっごく……似合ってます」
照れながらやたら優しく言ったけど、全然嬉しくない上に似合うってどゆ事？って顔を赤くしてる意味が理解できない。空いた口がふさがらないとは今の私だ。
一旦口を閉じた。
「ね、似合うって？紙のこれ？」
JK「はい…」
「いや、は？」
JK「赤ちゃんみたいで、ふふ、かわ…、ああっ、もうっ、ああああ」
ニッタニタして口を手でふさいでる…
私…薄々気付いてた…事があるんだけど、
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ムンバイ(プロフ) - ホソク兄さんとのやり取りをめちゃくちゃ求めてる自分が居る。 (2月24日 18時) (
レス) @page13 id: 473ae39a9f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - ハヂメまして。ひっそりといつも楽しく拝見させて頂いております。変態なのに切ない、素晴らしいお話です。引き続き楽しみに拝読させて頂きます。お身体に気を付けて執筆お願いいたします。 (2月1日 21時) (レス) @page50 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
Nonno(プロフ) - あ~たまらん。もぅ遠慮なしのじょんぐくの変態っぷりが気持ち良くてランジェリーショップの店員になりたいパジャマだってホレホレこれだろ？ってやつ出してあげる！ (1月3日 12時) (レス) id: d18fc54fcc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 可愛い2人をたのしみにしてます✌︎王様じゃんぷさま良いお年を〜✌︎ (12月27日 17時) (レス) id: 3caf547fd7 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - JK、ド変態なんだけどやっぱりカッコイイし愛がいっぱいなのが良き✨好き✨ (12月14日 21時) (レス) id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
