170 つまらない位 ページ40
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「ススス、ストップゥ！！じゅう…10だよ！」
JK「えぇぇ……10みじかっ…体感一秒…」
まだまだ前のめりに押してくるジョングクくんの肩を両手で力いっぱい引き離す。
「おしまいっ！」
JK「あと、あと10秒…っ！」
「だめ！」
JK「5秒…！」
「だめだめっ」
JK「2？っすか…仕方ないです！！！」
「おおお、おしまいだってばぁっ！！」
こっちだってギリギリで踏ん張ってるんだよぉっ！！
これ以上続けたら……
ほんとに、止まんなくなる。
ほんとのほんとに、ヤバいのっっ！！
「ちょっと一回…離れよ。落ち着けジョングク…」
JK「…っす…」
素直に太ももから手を離したジョングクくんは運転席にトスと、もたれた。「…落ち着け…ジョングク……静まれジョングクのジョングク…」ってブツブツ言いながら、眉間に力を入れて、胸に手を当てて目を瞑る。
シン…と車内が異様なほど静まり返る。
途端にさっきまでの自分が恥ずかしくなって、うつむいた。
「……言葉にしてくれて…ありがと…ね」
って…！こんな言葉を返したいわけじゃないんだよっ！だけど急な静けさに焦って出た言葉は、これだった。
違う違う、上から目線な自分が可愛くなくて嫌になる
「変なことで嫉妬してごめんね、あと…あと急に変なワガママも、ごめん！あっ耳噛んでごめん…キス…いっぱいしちゃったね…ごめんごめんっ」
…………さらに必死に絞り出した言葉がこれなんだから、自分でも何言ってんのか恥ずかしくって仕方ない。今この状況で…何て言えば正しいのっ！？ってプチパニックに陥ってて、喋れば喋るほど、ヤバそうだ。
それに…それに先に噛んだのはジョングクくんだったか…。いや、いやそれはどうでもよくって、違う。
はあ。んもぉ……気持ちいいキスだったな…………って、
違う違う違うーっ！！！
ガサゴソスカートを整えて、髪を整える。焦りを隠せない。普通にしたいのに、その普通がさっぱりわからなかった。
ジョングクくんを見る。
まだ運転席にもたれながら胸に手を当てて瞑想してる。寝てそうなくらい、動かない…美しい横顔…。
ゆーっくり、片目を薄く開いてこっちを見る。
JK「嫉妬もワガママも大歓迎です。でも嫉妬したり…寂しくなったら、思い出して下さい」
話ながら、また目を瞑る……
JK「強い花に育てられた、強いチョンジョングクは。つまらないくらい、Aさんに一途です」
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ムンバイ(プロフ) - ホソク兄さんとのやり取りをめちゃくちゃ求めてる自分が居る。 (2月24日 18時) (
レス) @page13 id: 473ae39a9f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - ハヂメまして。ひっそりといつも楽しく拝見させて頂いております。変態なのに切ない、素晴らしいお話です。引き続き楽しみに拝読させて頂きます。お身体に気を付けて執筆お願いいたします。 (2月1日 21時) (レス) @page50 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
Nonno(プロフ) - あ~たまらん。もぅ遠慮なしのじょんぐくの変態っぷりが気持ち良くてランジェリーショップの店員になりたいパジャマだってホレホレこれだろ？ってやつ出してあげる！ (1月3日 12時) (レス) id: d18fc54fcc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 可愛い2人をたのしみにしてます✌︎王様じゃんぷさま良いお年を〜✌︎ (12月27日 17時) (レス) id: 3caf547fd7 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - JK、ド変態なんだけどやっぱりカッコイイし愛がいっぱいなのが良き✨好き✨ (12月14日 21時) (レス) id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
