168 愛しています ページ38
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案の定、深くなったジョングクくんのキス。何度も何度も名前を繰り返し呼ばれる。その度に、それだけで、どんな愛の言葉より…想いが届く
JK「Aさ…ん……Aさ…」
生々しいキスの音が車内に響く
JK「…ン…A…さ…ん」
ガラスが全部熱気で曇って酸欠で倒れそうだ……
僅かに顔を離して、熱くハァと息を吐く。高熱のあの日みたいな真っ赤な顔で、とろけた瞳で「言って…いい？もう…困らない…？」って
下からすくい上げるように私を見て
顔を傾けて、小さく口づける。
うなずく。
言っていいよ。…聴かせてほしい。
JK「…Aさん……愛してる…」
瞳の中が波みたいにキラキラ、ゆらゆら揺れる
JK「笑われるくらい、いつでもAさんばっかり、愛してます…」
頬に当てられた両手。視線が、目…鼻、口、と撫でるように動いて、私を甘く…眺め続ける
JK「全部全部…愛してしまって…俺のものになんないのに愛してるが膨らんで…」
小刻みに指先が震えているのが
頬から伝わった
JK「16の時、Aさんを知った日から…ずっとずっと止まらない愛してるが…苦しかった…」
甘く火照る顔、とろけた瞳から
ひとしずくづつ、ツー‥とジョングクくんの綺麗な顔につたう
JK「愛してる…、こんな愛をぶつけたら…Aさんが壊れてしまうんじゃないかって、思うほど…愛してる…」
ポトリ落ちた雫の道を
親指でぬぐうと、ふにゃりと優しく僅かに笑った
胸が張り裂けそうな、儚くて愛しい笑顔
JK「愛してますって言ったら俺…止まらなくなって、Aさんがすり抜けて離れてく気がして…言えなかった…」
私の目からも知らないうちに、ポロりと流れた
その涙を、ジョングクくんが眉間に少しシワを寄せながら眺める
JK「キスしてよ、」
黙って見つめる私の両手を、自分の首にまわした。
JK「Aさんから、キスして」
言われるがまま、
言われなくても、キスしたい。
JK「思いだすと仕事が手につかなくなるくらい、甘いキス…して？」
目を細めて、唇に近づいたら
ちゅぅ。とわざとらしく音を立てる。「あぁ…Aさんからの…キス…」っておっきく口をあけて、吐息と一緒にまた、始まる。
ジョングクくんからの熱い、甘い攻撃。
首に回した手を挑発的に絡めると
腰にまわったジョングクくんの手も挑発的に動いて
最終的に足に行き着くから
…どうしようもない。
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ムンバイ(プロフ) - ホソク兄さんとのやり取りをめちゃくちゃ求めてる自分が居る。 (2月24日 18時) (
レス) @page13 id: 473ae39a9f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - ハヂメまして。ひっそりといつも楽しく拝見させて頂いております。変態なのに切ない、素晴らしいお話です。引き続き楽しみに拝読させて頂きます。お身体に気を付けて執筆お願いいたします。 (2月1日 21時) (レス) @page50 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
Nonno(プロフ) - あ~たまらん。もぅ遠慮なしのじょんぐくの変態っぷりが気持ち良くてランジェリーショップの店員になりたいパジャマだってホレホレこれだろ？ってやつ出してあげる！ (1月3日 12時) (レス) id: d18fc54fcc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 可愛い2人をたのしみにしてます✌︎王様じゃんぷさま良いお年を〜✌︎ (12月27日 17時) (レス) id: 3caf547fd7 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - JK、ド変態なんだけどやっぱりカッコイイし愛がいっぱいなのが良き✨好き✨ (12月14日 21時) (レス) id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
