165 やだやだやだ ページ35
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JK「ヤキモチ妬くAさん、可愛いっす」
って、缶珈琲を手にとってニコッと笑ったジョングクくん。
運転しながら珈琲を飲むジョングクくんの横顔。あの頃より男らしくなった首筋。喉仏がゴクゴクと動いて、いつも通りその味わいに舌を鳴らす。
その時の無表情の唇が、結構好きだったり…する。
高速がずっとずーっとどこまでも
終わりなく続いて欲しいと願ってしまうのに、すぐに降り口が来て、私のマンションに近づいた。
運転席のジョングクくんは
近くて遠い。
遠くて、近い。
次に会えるのは、いつ？
ホソクさんのとこに行かなきゃ。買ってもらったボタンワンピを来てデートしなきゃ、って思ってるとジョングクくんが「あ。そう」ってハンドルをタンと叩いた。
JK「俺ね。今週オンマに会いたかったの、来週から凄く忙しくなるからなんすよ」
「…忙しく？」
JK「仕事。色々行かなきゃなんなくて」
「行くって？」
JK「火曜から日本でー…３日したら帰ってすぐNY…またすぐ帰ってくるっすけど。最後にマイアミ、何日だっけ？忘れたけど、怒濤の海外出張、」
…………え…？
平気な顔で言ってる言葉に、凄く驚く
「………っ！、…そんなの聞いてない！」
JK「まあ言って…ないっすからね」
「なんで！？なんで言ってないの！！？」
JK「なん…でって、言った方が良かったっすか」
「当たり前だよ！！」
JK「じゃあ、言います、暫く忙しい」
「もう聞いたよっ！！」
理解しようとするけど、突然の事で理解できない。
JK「スケジュール、共有します？」
「じゃなくて！！」
「寂しいんすか？」って笑ってるけど全然笑い方が分からなくて、自分の住むマンションが目の前で、咄嗟にハンドルをにぎる腕を、掴んだ
「やだ…」
言葉を間違えてるのは、わかってる。けど体が動いたんだから、口から零れたんだから仕方ない
「暫く会えないの…、やだよ…」
掴んだ腕を驚きながら見たジョングクくんが慌てて前方に目をやる。マンションの前にゆっくり車を停めた
「じゃ…なくて。ごめんっ。頑張ってね！だった…」
急いで修正して、掴んだ手を離したら、その手をグッとジョングクくんが掴み返した。
JK「…なに？」
「……仕事…頑張ってね。って言っ」
JK「その前」
「……ごめんっ、何か…」
掴んだ手を勢いよく、引き寄せられた。ドンッと胸元に顔が当たる。背中にまわる腕が潰れそうな位強く私を抱き締める
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ムンバイ(プロフ) - ホソク兄さんとのやり取りをめちゃくちゃ求めてる自分が居る。 (2月24日 18時) (
レス) @page13 id: 473ae39a9f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - ハヂメまして。ひっそりといつも楽しく拝見させて頂いております。変態なのに切ない、素晴らしいお話です。引き続き楽しみに拝読させて頂きます。お身体に気を付けて執筆お願いいたします。 (2月1日 21時) (レス) @page50 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
Nonno(プロフ) - あ~たまらん。もぅ遠慮なしのじょんぐくの変態っぷりが気持ち良くてランジェリーショップの店員になりたいパジャマだってホレホレこれだろ？ってやつ出してあげる！ (1月3日 12時) (レス) id: d18fc54fcc (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 可愛い2人をたのしみにしてます✌︎王様じゃんぷさま良いお年を〜✌︎ (12月27日 17時) (レス) id: 3caf547fd7 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - JK、ド変態なんだけどやっぱりカッコイイし愛がいっぱいなのが良き✨好き✨ (12月14日 21時) (レス) id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月22日 22時
