119 スパダリ要素 ページ33
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ハッ！と目覚めたら朝だった。
寝たか！？ってくらい一瞬で朝が来て、だけど脳はやけにピンピンしてスッキリしてる。
りっちゃんが…………居ない！！
「おはようっ！！」
慌ててリビングに向かうと焼かれたパンの香り、珈琲の香りが残る部屋。
JK「…どんだけ寝るんすか。おはようございます。」
ってキッチンに立つ、髪がボサボサなジョングクくんがお皿を洗ってる………机の上の鍋やらお酒が綺麗になってるぅ！！
「…ごめん！めっちゃ寝てた……りっちゃん達は！？」
JK「Aさんって、基本物音とかしても全く起きないっすよね」
「起き………ようと思えば起きれます」
JK「もう行きました、ショッピングモールデート」
「もうっ！？」
JK「10時過ぎてます」
無愛想に「パン焼くから。座ってて」って言ってくれる、ジョングクくん。お言葉に甘えて、ソファーにダラーン…
「もう行ったかあ……若者は日曜も行動が早いなあ…」
JK「食べたらAさんも用意してください」
んー………ちょっとダラダラしたいのにぃ…
「ジョングクくんがパン焼いて送り出してくれたの！？」
JK「まあ…そっすね。玄関でバイバイしたら、最後まで寝てるAさんを襲うんじゃないかって心配されましたけど。」
「…………。机の鍋も片付けてくれたの！？」
JK「まあ。はい、もう洗い終わります」
まじか………
スパダリ要素しかないじゃん………
「ジョングクくんって……完璧だね…」
JK「まあ。よく言われます。」
「だろうね。カッコいい要素しかないじゃん。」
JK「まあ。そっすね。」
「欠点があるなら、どこ！？」
JK「…ないっす。」
トースターがチーン！と鳴った
「ないか…」
無さそうだ。
JK「まあ、でも弱点は…」
キッチンで手を拭く。パンと珈琲を持った真っ黒なスウェットのジョングクくんが机にそれを「どうぞ」と置いて、ソファーに座ったから私は同時にテーブルに移動した。
「ありがと、いただきます！！」
JK「Aさんちの食パンですけど。どうぞ」
私の後ろで、ちょっとダラしなくソファーに座った。右膝をソファーに立てながら携帯を触って、背もたれに豪快にもたれかかる。
「……朝からご苦労さまです」
JK「朝からよく動いたっす」
携帯片手に素っ気なく言う
「…ありがとう」
パン…美味しい。
ああ、このままダラダラしてたい、日曜の朝。
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pumpkin(プロフ) - 132話。何回反芻してもキュンがとまらない。やばい。ホルモンでっぱなし。ありがたいw (11月21日 9時) (
レス) @page46 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - 冴えない〜からずっと好きで追ってます。もう王様じゃんぷさんのお話無しじゃ生きられない体になってしまいました（）どんな展開になっても大好きでい続ける自信しかないので思う存分書きたいものを書いてほしいです！！愛してます！！ (11月20日 22時) (レス) @page47 id: 2b97c789e4 (このIDを非表示/違反報告)
momosaku5201(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!このシリーズのJK大好きです!お忙しい中こんな素敵なお話書いてくださりありがとうございます！ (11月20日 12時) (レス) @page47 id: 965619d424 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 本当…大好きです。この世界観。高校の頃からのちょっと重たいくらいのJKの気持ちが10年熟成されてあらゆる形で現れてるのが堪りません。純とエロと変態が織り混ざってるJK最高だし、翻弄されてるようで振り回してる主人公ちゃんもほんと好きです (11月20日 7時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - たくさんお話書いてくださってありがとうございます！ちなみに私は変態チックなJKの潜んだたまにオラオラモブっ気が出ちゃってるスパダリクールJKが好きなので選べませーん！(大声) (11月20日 1時) (レス) @page47 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月3日 9時
