117 くちぴの唇。 ページ31
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ジョングクくんは乱暴に顔をぬぐったらスタスタスタとマンションに向かって歩く。
唇を噛んで、上を向いて鼻をすすって、そのあとを追う。
一歩がめっちゃめっちゃ早い。
…かと思ったら急にクルッと振り返って、こっちに向かってきて
JK「幸せ掴むの忘れてました」
とホクロの手をさらって握ったら、またスタスタと私を引っ張ってエレベーターに向かう。
部屋の鍵はしっかりかけられていて、ドアを開けると明るい笑い声が聴こえた。ジョングクくんが靴を揃える。
「ただいまあ…」
R「おかえりーっ」
M「おかえりなさい！」
R「お腹どー？」
アイスを食べる二人が私を見た
「お腹……ああ！お腹……！ちょっと…回復！ね！ジョングクくん！」
JK「んあ、あ…？うん。」
ジョングクくんが入ってくると妹がジロ…と目を細めるから焦って
「ああっ痛くてうなされてたとこ、ジョングクくんが起こそうとしてくれてさっきは助かったわああ〜、ちゅうなんて勘違い、し、しないでよ〜〜りっちゃん〜」
って。言っておく。肝心のジョングクくんは………乗っかってきてくれない
R「…あれが起こそうとしてたって？」
「そう！勘違いぃ！！起こそうとしてくれただけっ！！」
R「……唇、ウ〜ッて突きだして変態みたいに鼻息荒かったけど」
…っ！！！
JK「くっっ！唇突きだすワケ」
R「突き出てたもん、タコみたいにくちぴの唇ウ〜ッって！！スキスキ〜って周りにハートぽんぽん飛んでて」
JK「っ！ない、そんな顔でちゅうしないから」
R「しようとしてたじゃん」
JK「唇は尖らせてないっ！」
R「尖ってはないよ、ぶちゅうって突き出てた」
JK「ぶ…ちゅ………ありえないっす、ありえない、Aさん、」
「ふ、布団！！布団をひこう！みっくんとジョングクくんの寝る布団！」
私の寝室の隣の部屋に布団をひいて、シャワーしたら、みっくんとジョングクくんがそこに寝る。私と妹は寝室のベッドに寝た。
りっちゃんはすぐに寝たけど、深夜になっても隣部屋からはボソボソ話し声が聴こえて、たまにハッと笑う声が響いた…
二人がどんな話をしているのか。想像しながら、りっちゃんの腕が乗った窮屈なベッドで、目を瞑る
シンとした部屋
モブ寝た?
ミカン畑まだ
モブ今日星綺麗だったの
モブ知ってる?
ミカン畑知ってるよ
モブ見た?
ミカン畑見たよ
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pumpkin(プロフ) - 132話。何回反芻してもキュンがとまらない。やばい。ホルモンでっぱなし。ありがたいw (11月21日 9時) (
レス) @page46 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - 冴えない〜からずっと好きで追ってます。もう王様じゃんぷさんのお話無しじゃ生きられない体になってしまいました（）どんな展開になっても大好きでい続ける自信しかないので思う存分書きたいものを書いてほしいです！！愛してます！！ (11月20日 22時) (レス) @page47 id: 2b97c789e4 (このIDを非表示/違反報告)
momosaku5201(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!このシリーズのJK大好きです!お忙しい中こんな素敵なお話書いてくださりありがとうございます！ (11月20日 12時) (レス) @page47 id: 965619d424 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 本当…大好きです。この世界観。高校の頃からのちょっと重たいくらいのJKの気持ちが10年熟成されてあらゆる形で現れてるのが堪りません。純とエロと変態が織り混ざってるJK最高だし、翻弄されてるようで振り回してる主人公ちゃんもほんと好きです (11月20日 7時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - たくさんお話書いてくださってありがとうございます！ちなみに私は変態チックなJKの潜んだたまにオラオラモブっ気が出ちゃってるスパダリクールJKが好きなので選べませーん！(大声) (11月20日 1時) (レス) @page47 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月3日 9時
