116 愛してるのに ページ30
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両手で顔をムギュっと掴まれたまま、唇をぶちゅ‥と塞がれて「ンー！！！」と胸を押して、引き離す
「っ、あの子達が部屋で待ってるよ！！」
JK「あっちも二人きりです！邪魔出来ない」
「それも駄目っ！それが駄目っ！」
二階を指差す私をジョングクくんがジッと見た。
JK「何が駄目」
「まだ16」
JK「もう高校生」
「まだ子供だよ、」
JK「16は子供？18は？大人？」
「18は…成人だけど、16、まだ高校一年生だよ！？」
JK「三年と…何が違うんすか……もう恋愛は心は…体は……、もう…もう子供の好きって感情じゃないっ！ミヌの心も体も…大人の男と同じ、愛してるって意味も、わかってる…！16の恋愛は…子供の恋なんかじゃない…！」
ジョングクくんの瞳がゆらゆら、揺れる
JK「本当に愛してるのに、16だからって子供扱いされたくないんだよ！！！」
切なく、ゆらゆら揺れて、今にも…零れそう
JK「16も大人も…愛してるの違いなんて、ないって…子供なんかじゃ…ないって…俺…俺は！！」
ほっぺの冷たい手が、離れて
ジョングクくんの眉間に…きゅぅ、と力が入る
JK「あの時と何も…変わってません。子供扱いされると、そうやって、駄目駄目って、かわされると…むちゃくちゃムカつくんすよ…」
とっくに大人になったはずなのに。
あの日の私達がシンクロして
16歳のジョングクくんが
JK「なんで俺は…16…なんすか……二年の差が、悔しい、悔しくて早く大人になりたかったのに…」
瞬きすれば、零れる想いを…いっぱい溜める
JK「大人になっても！やっぱりAさんは…ヒョン達は…もっと大人になってる…俺が相手だと…恥ずかしいですか。こわいですか？俺が…年下の後輩の、恋愛対象外の男の子だったから？」
ジョングクくんが私から更に離れた
JK「次のおさらいは…逃げないで下さい。俺の気持ちに気付いてないフリしてもいいけど…自分の気持ちに気付いてないフリ…しないで」
離れて、真っ直ぐ私を見つめる。
JK「もう、ジミニヒョンを理由にして…俺から逃げるのは、辞めて下さい。俺が抱いたのは……ヒョンの彼女の素直で純粋無垢な女の子じゃない」
感情的になるジョングクくんの瞳から
JK「純粋じゃない…素直じゃない、酔って愛してるなんて簡単に言える…大人の…酷くて、色っぽくて何でも上手に出来る…どこの誰よりも綺麗な…人です。最高の夜をくれる…ムカつくくらい…イイ女です」
…涙が零れ落ちた
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pumpkin(プロフ) - 132話。何回反芻してもキュンがとまらない。やばい。ホルモンでっぱなし。ありがたいw (11月21日 9時) (
レス) @page46 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - 冴えない〜からずっと好きで追ってます。もう王様じゃんぷさんのお話無しじゃ生きられない体になってしまいました（）どんな展開になっても大好きでい続ける自信しかないので思う存分書きたいものを書いてほしいです！！愛してます！！ (11月20日 22時) (レス) @page47 id: 2b97c789e4 (このIDを非表示/違反報告)
momosaku5201(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!このシリーズのJK大好きです!お忙しい中こんな素敵なお話書いてくださりありがとうございます！ (11月20日 12時) (レス) @page47 id: 965619d424 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 本当…大好きです。この世界観。高校の頃からのちょっと重たいくらいのJKの気持ちが10年熟成されてあらゆる形で現れてるのが堪りません。純とエロと変態が織り混ざってるJK最高だし、翻弄されてるようで振り回してる主人公ちゃんもほんと好きです (11月20日 7時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - たくさんお話書いてくださってありがとうございます！ちなみに私は変態チックなJKの潜んだたまにオラオラモブっ気が出ちゃってるスパダリクールJKが好きなので選べませーん！(大声) (11月20日 1時) (レス) @page47 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月3日 9時
