113 幸せ掴ませて ページ27
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私の手のひらのホクロを見つめて、人差し指でそれを差した
「あるよ。ホクロ！……手のひらにも、って、他どこにある？」
JK「背中」
せ……背中…！
「そ…そうか。そう…か。知らな…かった」
自分では知らないけど、ある…みたい。
急にドキドキしてきちゃって、話をそらす
「手のひらにホクロあると、幸せ掴めるんだよ！ほら、」
ってホクロを握ってみせる。
「掴めた！」
JK「フフ、いいっすね」
「うん！ラッキー！」
握ったグーをイェイ！と頭の横に掲げる
JK「ハハッ、何そのポーズ、酔った忘年会のオッサンみたい、かわいい」
…っ！！！
「酔った忘年会のオッサンはかわいくないっ！！」
JK「褒めてます」
「どこがだよっ！！かわいいつけりゃいいって思ってるな！？」
JK「つけてくれたら、喜ぶべきです。滅多に言われない人は特に」
「一言余計だよ。滅多に言われないけど」
JK「言われなくていいです。誰からもかわいいって、思われなくていい」
「やだよ。私だってかわいいって言われたい」
JK「俺が言ってあげます。必要なら１日何百回でも」
「ほんとに本心で思ってる人に言われたいのっ！」
JK「ほんとに本心で思ってます、かわいい。酔ったオッサン並みに」
「殴るっ！」
JK「さあこいっ！」
二の腕を構えた。
パンチ！！ってするとみせかけて…プニッとほっぺをつねった。
「んりゃっ！」
JK「……！！」
ほっぺに手を当てたジョングクくん。
JK「え…っ………まじで痛っ…」
「ふふ」
JK「こ、この辺も！！さあこい！」
前があいたジャケットの中に着た薄いトップスの胸あたりを指さす
「…………。えいっ！」
JK「はあああっ…つねっ…」
「うりゃ！」
JK「あああああぁ…痛いぃ…」
痛い痛いと、胸をさすって
頬が染まるジョングクくん。
変な子。
「むぎゅ！」
JK「あぁっ‥」
ジョングクくん…
「ええいっ！」
プニッと摘まむ。筋肉質で皮しかうまくつねれない
JK「あふぅっ……やばぁ…」
何その反応……かわいい…かよぉ…
って、本気の酔ったオッサンか私は！！！
「も、もう行こう、寒い！」
って、スタスタ歩き出した私。「待って、」ってちょっと小走りで追いかけてきたジョングクくん
JK「俺にも幸せ掴ませろ」
って、私の手を掴んだ。
JK「Aさんだけ幸せになっちゃ、ずるい」
ホクロを掴んだジョングクくんが繋いだ腕を揺らした…
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pumpkin(プロフ) - 132話。何回反芻してもキュンがとまらない。やばい。ホルモンでっぱなし。ありがたいw (11月21日 9時) (
レス) @page46 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ukin(プロフ) - 冴えない〜からずっと好きで追ってます。もう王様じゃんぷさんのお話無しじゃ生きられない体になってしまいました（）どんな展開になっても大好きでい続ける自信しかないので思う存分書きたいものを書いてほしいです！！愛してます！！ (11月20日 22時) (レス) @page47 id: 2b97c789e4 (このIDを非表示/違反報告)
momosaku5201(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます!このシリーズのJK大好きです!お忙しい中こんな素敵なお話書いてくださりありがとうございます！ (11月20日 12時) (レス) @page47 id: 965619d424 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - 本当…大好きです。この世界観。高校の頃からのちょっと重たいくらいのJKの気持ちが10年熟成されてあらゆる形で現れてるのが堪りません。純とエロと変態が織り混ざってるJK最高だし、翻弄されてるようで振り回してる主人公ちゃんもほんと好きです (11月20日 7時) (レス) id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - たくさんお話書いてくださってありがとうございます！ちなみに私は変態チックなJKの潜んだたまにオラオラモブっ気が出ちゃってるスパダリクールJKが好きなので選べませーん！(大声) (11月20日 1時) (レス) @page47 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年11月3日 9時
