57 ﾍﾞﾀﾍﾞﾀしてる ページ10
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「ジョングクくん、優しいね。ありがとう…」
JK「ふつーです」
「ごめんね」
JK「ほんと…変わってないっすね。ありがとうとごめんねばっか。もっと他の言葉が欲しいですよ、」
そう言って笑ったジョングクくん。
体のダルさと喉の痛みはあったけど、熱くて苦しかったのが随分マシになった。
夜中にまた、熱があがってくるかな……
ジョングクくんの静かな部屋を、落ち着いて見まわす。殺風景だけど生活感がある部屋。ジョングクくんに甘えた朝のモコモコの布団の感触。
JK「変わってない…俺もあの頃と何も変わってません」
お風呂あがりの、スーッと爽やかなシャンプーの匂い。湿った髪。ジョングクくんの、声……
私の髪に触れようとして、さまよって…「ああ…」って目をそらして、自分の頭をわしゃっと掻く。
JK「近づいたと思ったら、すっごく離れてく。俺達の関係も…全然変われない」
二人の思い出がある部屋。
何も覚えてないのに、甘いこの部屋の匂いとジョングクくんのお酒の匂いが混ざると、胸が締め付けらて、息が苦しい。
ジョングクくんは毎日ここで寝て、
思い出すとイロイロとやばい夜を
思い出してる……
いうぅぅ…………
謎の刺激で足にｷｭｩｩ…と力が入る。
JK「じゃ……拭きますね」
「は？」
JK「え？」
濡れたタオルを持ったジョングクくん。
JK「シャワーしちゃいけないなら、やっぱり拭くんすよね？看病だから」
「誰が！？」
JK「俺が」
「誰をっ！？」
JK「Aさん」
「どこを！！」
JK「首と…手と…体？足……」
「いや、いやいやいや、拭かなくていいよっ！」
JK「でもベタベタしてるっす」
「ベ…そんなにベタベタしてる？」
JK「はい。首。気持ち悪そうです」
気持ちわる………そう！？！？
気持ち悪い！？やだ！そんなベタベタしてる！？首？首か！汗か！汗だ、熱の汗と色んな汗だっ！！
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
