54 したくなる。 ページ7
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暫く沈黙が二人を包んで…「シャワー浴びてくる」って立ち上がる気配がした。
相変わらず布団を目までかぶせていたら、布団を少しだけ引っ張って…「寝ててね、」って言って首元を手の甲で押さえた。
熱を確かめただけの、ジョングクくんの手が触れた部分が、いつまでもアツい。
シャワーの音が聴こえて、それが終わるのをベッドで待ってるってわけじゃないのに、
何だか身体が、ジュワ…と熱を持つ
……やだぁ…しんどい、アツい…
……風邪、風邪だからだよぉ…って。
もう、泣きそうだ。
財布と携帯しかない小さなポーチの携帯が
アプリの通知音を響かせたけど
動く気にはなれなかった。
タオルを首にかけた、携帯を眺める濡れた髪のジョングクくんがバスルームから出てきて…冷蔵庫を開けた。
プシュ！…っとお酒があく音がして、ジッと眺めてると喉を動かしながらグビ…グビ…美味しそうに飲む姿。
飲みながら反対の手で携帯を触ってる。
触りながら、歩いてきた。
もう一度、お酒をクッと飲んで
ベッドに背を向けて、ベッドにもたれながら携帯を触る。丁度腰くらいの位置の濡れた髪の背中を、眺めた
「ジョングク…くん」
JK「………寝てなかったんすかぁ」
またお酒をグビグビのんで、携帯を触ってる。
「…ジョングクくん、どこで寝るの」
JK「気にしなくていーから。適当に寝る」
「…明日も仕事だよね？ベッド占領して、ごめんね」
JK「添い寝しましょーか？」
背を向けながら、フフッと笑う
JK「抱き枕必要なら、かわりになりますけど」
「……うつるじゃん」
JK「…うつるから、だめ？」
「……うつるよ」
JK「風邪じゃなかったら？抱き枕ほしいの？」
「……そうじゃないよぉ」
いじわるだ。
JK「携帯。変な通知音、鳴ってますケド」
「あー…いい。変なアプリの通知だから」
JK「誰かがAさんと、話したいんじゃないの」
「……居ないよ。そんな人」
JK「ヒョン達から連絡きてましたよ。もう薬のんで寝たって言っといた」
「ありがと…」
JK「なんか、忘れものしてんだって」
「私…？」
JK「髪のなんか。オイルとか」
「ああ…」
ドラッグストアで買った、あれか。
JK「髪色……似合ってます」
「この色……かわいいよね」
JK「…綺麗。その髪のAさんとも、イロイロしたくなる…」
フッて笑ったジョングクくんが振り向いたから
布団に潜る…
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
