53 正解は…ここ ページ6
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ジョングクくんが頭を持ち上げて
首の後ろに手作り氷枕をひいてくれる。
ジワジワと…ほてる首から
ひんやりしてく…
首に氷枕って…シンプルに最高だ……
「ああ……冷た………正解、ここだったね…」
JK「ハハッ、良かった。正解だった」
「………ン…」
目を瞑る…
熱くて重い頭の中が首元から
ゆっくり冷えてく感じ…
「……はぁ…ジョングクくん…やばい」
JK「フフ…ここだったね？…やばい？」
「………フゥ…。きも…ちぃ…」
JK「………きもちぃ？」
「…うん…すっごく…きもちぃ……」
JK「……………………」
って…………何！？この…会話！！
パチンと目を開いて、ジョングクくんを見る
いつも顔色ひとつ変えないジョングクくんが…
ベッドについた両手で顔を覆ってて…………
耳が……真っ赤！！！
や、や、やばいっ………！！
「ジョ…！！ジョングクくん！！！！」
JK「………ぅう。ハイ…」
顔を覆った指の隙間から私をチラ見する
「ち、違う、違う違う、違う、シャ…シャワー浴びておいでよ！！わ、私寝るからっ！！」
JK「……うん…まあ…うん、行くっすけど…」
「シャワー！！はやくっ！行って！！？」
JK「…………イロイロ…思い出して…今はちょっと…立ち上がれないっす……」
カアアア！とアツくて布団を引っ張って
顔を隠す。
イ…ロイロ、色々とは！！
色々とは！？！？
立ち上がれ……ナイとは！？！？
ハァ…と、ジョングクくんの息が聴こえた。
JK「………Aさん…？」
「…………ん…はい…」
JK「俺ね…毎日ここで寝てんすよ…」
そりゃあ…自宅だもん……ね
JK「ひとつも…………忘れてないのに」
布団に潜ってる私に届く声は…小さくて
JK「毎日、ここで居んすよ…」
弱々しくて………
JK「本気で…やばいんだって、イロイロ」
「………うん」
JK「シャワーとか簡単に言うけど」
苦しいのか、ドキドキなのか、
JK「…………はぁぁ………」
「………イヤ？…思い出すと…しん…ど…い？」
JK「しんどいに決まってますよ」
「………ごめん…なさい」
JK「イヤ…とかでは無いけど」
「………うん」
JK「………とにかく。………ヤバいっす」
………とにかく、ヤバい。
………とにかく、立ち上がれ無いくらい、ヤバい。
一体私は…私達は、
どんなに求め…合っちゃったんだろう……
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
