83 まだまだっす ページ42
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最後の……最後のナニ！？
最後の……オトコ………！！
ボフッとジョングクくんの胸に顔を埋める。
「じゅ、重症でヤバイのかと思ったよ！！嘘つきか！このヤロウッ！」
とか言って真っ赤な顔を隠した。
JK「ん…、ハハッ、照れたっすか…？」
「し、心配したんだよ？！皆心配したんだから。元気なら良かったけど…だ、騙しちゃダメだよっ！！！三途の川、見えてないじゃんっ！」
JK「だからそれは、ごめんってば…」
顔を隠したまま話す
「………素直に言ってよ」
JK「え？」
「嘘つかなくても。一緒にいて欲しいって言ってくれれば、来るよ…」
ジョングクくんが、
乗っかった私を抱きしめたまま横を向く。私の体はベッドにふわんと降ろされた。
JK「…なんすか」
「しんどいときは、言って。朝までずっと居るよ。…パジャマもあるし」
JK「フフ、……うん」
「……ジョングクくん…風邪でもいつも、ひとりでご飯食べてたんだよね？」
JK「…っすね」
「普通とかわからないって言ってたけど。しんどい時は、しんどいからそばにいてって、ワガママ言うんだよ？」
クスッと笑って「…うん」って頷くジョングクくん。
隣に寝転んだ私は…体を起こして髪を整える。
「ジョングクくんは気付いてないかもだけど。皆ジョングクくんが大切だからね。水、のむ？」
JK「…飲む」
優しく笑うと、目尻が少し下がる。
ちょっと赤い顔。
「もっと素直に頼って。私だけじゃない。皆にだよ。ジョングクくんが大好きで、大切なんだから」
JK「……フフ。はーい」
冷蔵庫に水を取りにいく。水を取ったら、…………確かこのあたり…体温計を掴む。
「私……友達じゃないし、ただの先輩だし、頼れない先輩だから、先輩らしくないけど…」
ベッドに戻って、トンと座る。
「いっぱい、これまでいっぱい、ジョングクくんには助けてもらったからさ。助けたいよ。ジョングクくんは一人じゃない。わかった？」
布団にくるまって、目だけ出したボサボサ髪のジョングクくんが、クルンとした目で私を見る。
「本当のお姉ちゃんみたいに、なんならオンマだと思って、頼って」
水を差し出す。
「私がそばに居るから。甘えてね。」
水を受け取らない、ジョングクくん。
JK「……嬉しい。人生で一番…、嬉しい言葉です。ありがとうございます。だけど。……ハァ」
「まだまだっすね…俺」とため息混じりに眉を下げた。
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
