72 相性おさらい ページ28
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JK「どっすか？」
「おいしい！めっちゃ美味しい。こーゆーの、オンマが作ってくれた記憶がある」
JK「フフ、そう？Aさんのオンマのなら、もっと美味しかっただろうけど」
「そうだなあ〜…オンマのよりは味が濃いな。オンマのはもっとー…優しい味だった。男の人の料理って感じ。でも美味しいよっ！」
JK「男の人の料理って。作ってくれる人、いたんすか」
「そりゃ居た時もあったよぉ！」
JK「へえ。歳上…？」
「だったな。30代の人だったから。大人だったよ、背伸びとかしてね。へへ、なつかしっ、」
JK「……良かったんすか」
「なにが？」
JK「大人の男らしさ。みたいなの」
「んー……まあ…」
JK「俺もっ！俺も、俺だって、歳上の綺麗なお姉さんと、付き合ってました、料理とか作ってくれて、大人の、女らしさ？とかあって……良かった。良かっ…た…」
「えぇ〜っ憧れる、大人の女性らしさっ！きっとすっごい綺麗な人だったんだろうなあ…」
JK「まあ…」
「手料理とか振る舞えるの、いいなぁ〜っ。やっぱそーゆー人がいいよねぇ〜」
JK「……っすね」
「ふふ。私も料理できたらな。まあ、する気ないけども。歳上お姉さんジョングクくんと似合ってただろーな。あ、でも別れちゃったか…。まあ、前向きにいこう！ね、うん」
JK「……っすね…」
パクりパクり雑炊を口に運びながら、暗くなった顔を覗き込む。
「思い出して、しんみりするなよ！ジョングクっ！料理上手なんてゴロゴロいるさっ！」
「はあ…………」とうつむいて、また雑炊をスプーンでツンツンする、ジョングクくん。
落ち込んだ……かな？
「大根とほうれん草ってさ。食べ合わせいいんだよ？」
小さく切られたそれをスプーンに乗せて見せる
JK「へえ。あんまり合わせるイメージないすけど」
「ビタミンaとー…なんか忘れたけど、意外と食べ合わせいいの。黄金相性だって」
JK「意外と…黄金。俺らみたいっすね」
「…そう……？相性？」
JK「いいっす。」
相性…とは。何の………？って聞きかけて口を瞑る。
セーフ、セーーフッ！！
平然と、食べる。
アッチッ…
JK「…Aさんは、忘れたでしょうけど」
ムッとした顔のジョングクくんが
次は私を覗き込む。
JK「今度おさらいします？あの夜のとおりに」
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
