62 二回目の朝、 ページ18
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のど………乾いたな…………
今何時だ…………夜か…朝か…昼か…
物音ひとつしない、部屋。
極上の甘い座椅子で熱を測ってもらってから眠っていたらしい……
「んん……はあ……体おも………」
ゆっくり座る。
……ジョングクくん…居ない？
頭元にはズレた氷枕が水だけになって転がってる。
水…水…、ペットボトルの水をがぶ飲みする。
がぶ飲みしながらアラーム時計を見た。10時05分。
仕事……電話……！って思って、昨日の夜ああなったんだから、承知の事か……と思った。
でも一応、一本電話しとこ…
そう思って携帯を持つと、下にメモが挟まれてた。
“Aさん
おはようございます。
起きたらすぐ電話して下さい。
一応机におにぎり置いてます
絶対帰らないで下さい。
昼には戻ります。じょんぐく。”
…………フゥ。
「もしもし……おはようございます」
Bd「おはよう！どう？皆心配してるわよ」
「すみません…迷惑かけてます。今起きて……病み上がりの朝って感じですかね…」
Bd「そ……ああっ！ジン、こっちのファイルに転送して！工務店の…」
「……忙しい所すみません。また、連絡します！」
Bd「ごめんごめん、ちょっとトラブルでね、いっぱい食べていっぱい寝て、ジョングクといい汗かけば免疫力あがるわよ！じゃあね！ゆっくり休みなさいっ！」
あ、はい、しゃちょー……って言った頃には切れてた。
……ジョングクといい汗…………んもっ！
布団にくるまる。あーモコモコ、きもち〜…
ジョングクくん起きたよー。って電話しようかな？
まだいっか。忙しい時間だよね。
むくり……起き上がる。
ここで起きるのは…二回目だ。
二回とも、寝た記憶もないし、ジョングクくんが仕事へ行った記憶もない。
…………恐る恐る、ゴミ箱を見た。
カラッポッ！！！ホッ。…………じゃない。
立ち上がりノソノソ歩く。
スウェットがズレる……はぁ。
スウェットを脱ぎ捨てる。
誰も居ないもん。
テーブルにコンビニのおにぎりと飲むタイプのゼリーが置いてあった。
肉体疲労に！元気もりもり！だって…。
朝から買ってきてくれたのかな？
「ふふ。ありがとー……」
トイレを済ませて、バスルームに行けば、洗面に確かに一本、明らかに誰かの。って歯ブラシがある。……私のか。
歯を磨く。シャワーしたいな。
髪、ボサボサだ。
勝手には…出来ないな。
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
