60 おまえの出番 ページ13
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私の隣でヒジを立てて、
そこに頭をのせて転がるジョングクくん。
優しく優しく髪を撫でてくれながら、
私を上から見下ろした、しょんぼり悲しい…目。
JK「……ずっとここに居ますよ…」
「……うん…」
JK「早く俺にうつして、Aさんは元気になって…」
「ジョングクくん……」
JK「ん？」
「のど乾いた………」
JK「…水飲む？飲める？あ。ストローとってきます。待ってて、」
起き上がって「あ、」と振り向いて
私の頭を優しく持ち上げた
JK「ついでにこれ…、氷枕、作りかえますね。待ってて。すぐ戻りますから」
「……うん」
JK「待ってて」
待ってて、待ってて、ってさ…
どこにもいかないのに。
薄暗いキッチンに向かってったジョングクくんは、
新しいビニール袋に氷と水を入れて縛って、タオルをまく。
「よし、」と手際良く終わらせて、次は汗を拭いたタオルを丁寧に洗って、しっかりとしぼる。
JK「あ。ストローストロー…」
引き出しからストローを取り出す。
JK「…あ。あれも…どこだっけな…思い出せ…思い出せ…」
リビングのペン立てをガサゴソしながら「あったあった、動くのかな…」と首をかしげる。
ピッ、と電子音が響いたら「……お。壊れてなかった。おまえ、出番だぞ」とペン状のそれに声をかけた。
やっぱり一生懸命で、凄くかわいい。
間接照明とキャンドルだけの部屋。
ジョングクくんと私だけの部屋。
寒くて苦しい。
愛しくて、苦しい…
JK「Aさん。ストローと氷枕です。……あと熱、はかりましょうね」
ゆっくり背中に手をまわして起き上がらせてくれた。
ハァ……しんどい。
ペットボトルにストローをさして飲ませてくれる。
「フゥ。」
JK「まだのむ？もうひとくち」
「…自分で…のめるよ……」
ペットボトルを持って、ストローをかまえるジョングクくんに言ったら首を振られた
JK「俺がしてあげます！」
「……あり「ありがとうは無し」」
………はい。
「……風邪ひくと楽チンだね…。抱っこしてくれて、飲ませてくれて…よしよし寝かしつけてくれて…赤ちゃんになったみたいだよ？」
JK「風邪ひかなくても、してあげますよ？お酒のませて、抱っこして、よしよしします」
「…それちょっと違う気がする」
JK「もうい？」
「うん…飲んだ」
JK「熱はかりますね」
そう言って、座った私の後ろに……座る。
「じ、自分で……」
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なったん(プロフ) - もぅ今の私の楽しみはこの小説だけといっで過言ではないですー❤️ずっと見てたい❣️ (11月2日 10時) (
レス) id: e129d7fe16 (このIDを非表示/違反報告)
キャベツ(プロフ) - この二人ずっとみてたい〜✨ (11月2日 8時) (レス) @page50 id: 16a26e8c98 (このIDを非表示/違反報告)
pumpkin(プロフ) - JKも先輩も徐々に素直になってきている感じが…良すぎて震える (11月1日 23時) (レス) @page50 id: 3dc2269bbe (このIDを非表示/違反報告)
ミユ(プロフ) - ヤーほんと最高。もどかしくてたまらない！ (10月30日 22時) (レス) @page47 id: 5b72a5cd90 (このIDを非表示/違反報告)
mai(プロフ) - あぁぁ愛しのモブ。バレてるとも知らずに。。不器用ＪＫよ、愛おしさ爆発します。 (10月29日 21時) (レス) @page45 id: 4721f14244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年10月15日 20時
