あうんの関係 (JN) ページ30
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私達は友達以上恋人未満。
かな………ちょっと違う。
なんだろ？
相棒…
「A」
駅前ビルの三階。
窓際の立派な社長椅子の背もたれに「フゥ…」っと凭れる。パソコンから私に目を移した気配を感じる20時。
私も、ふぅ。と一息ついて立ち上がる。
疲れた時間の珈琲は砂糖を少し。
あうんの呼吸。それは〈一緒に物事を行う時の、互いの微妙な気持ちが一致すること〉らしい。
例えば私が今
紺のスーツをパリッと着こなして
かっこよくデコ出しした髪が今日もキマってるうちのハンサムな社長に珈琲を入れる。
「甘めにしといた」
「ん。さんきゅー」
こんな風に。
渡した珈琲を一口、二口…飲んで。マグカップをコン、と机に置く。私は同時に電話を留守電に切り替える。
「今日も１日、おつかれさぁ〜んっ…」
クルンと黒い立派な椅子を回して窓側に体を向けた。
立ち上がってシュンッ…とブラインドを下げたら
「今日の口は、肉？…鍋？それとも…俺？」
ククッて笑いながら楽しそうに振り返る
面白くもなんともないからシカト。
「ラーメンでいい。豚骨にしよ」
「豚骨。共食いか」
「…誰が豚よ」
「あ。」
黒いブラインドを指でこじ開けて
三階から下を見下ろす。
チョイチョイ。手招きして
「AちゃんAちゃん！！…先生達帰るって！」
「だから何よ」
またふざけて笑って肩を揺らす。
ほわん、と柔らかい空気感が憎めないやつ。
「…どっちがタイプだっけ」
「うーん…」
「どっち。先生？鞄持ち？」
「先生かな…。って、鞄持ちじゃないから！アシスタントだよ、プロダンサー！」
「今度俺が先生に聞いておいてあげよう！、彼女いんのか」
「人の世話してないで自分も彼女作れば？」
「ヨリドリみどり過ぎて一人に絞れないんだよね〜、カッコいいって困る〜」
確かに、カッコいい。
それに優しい。モテると思う。だけど
「豚骨ラーメン〜っ、ニンニクいっぱい入れよう。精が出る！」
四六時中、私と居る。
もう20年以上になるのか…
幼なじみ、から仕事仲間、へ。
どーゆー関係でもない。
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王様じゃんぷ(プロフ) - 凛さん» いつも苦しめてる気がし😂でもそれが私のらしさだと言ってくれた言葉を胸に突き進んでます(ﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞ) (8月29日 23時) (
レス) id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - Mさん» 短編なんで許して下さいってことでダークぶち込みました😅個人的にはコメディとかピュアのより好みだったりします(ｽﾐﾏｾﾝ🙏) (8月29日 23時) (レス) id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 苦しさに耐えられなさそうなので完結してから読みました。ユンギ苦しいの似合いすぎるのなんで😭😭ホソクさんはホソクさんぽいし、ユンギもユンギだし、次はどなた！？楽しみですがこのシリーズ勇気要ります🫡 (8月29日 23時) (レス) id: f825413662 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - く、苦しい……ユンギさんのお話苦し過ぎて情緒おかしくなりそう^_^^_^^_^^_^()次のメンバーも楽しみにしてます🥺 (8月29日 21時) (レス) @page29 id: 54249dbe4c (このIDを非表示/違反報告)
王様じゃんぷ(プロフ) - Mさん» 四名、終わりました。コメントのおかげでせっせこ書けてます💪次は誰いきましょー(><)💕 (8月29日 18時) (レス) @page29 id: fe65893bde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王様じゃんぷ
| 作成日時：2023年8月23日 12時
